カッパのみなソン
Selection vol.1010



地獄にいちばん近い島。
彼岸島 デラックス 
2016年 日本



彼岸01

 吸血鬼ばかりかその変異体である巨大モンスターまで跋扈する彼岸島。島で消息を絶ち、いまだ行方不明の兄・宮本篤を捜し出すため、1年ぶりに島に舞い戻った宮本明。わずかに生き残る人間たちは、島の片隅でレジスタンスの村をつくり、必死の抵抗を続けていた。そんな中、吸血鬼たちを統率する雅の存在が明らかとなり、不死身の彼を無力化する唯一のワクチンがあることが判明する。明は友人やレジスタンスの村の村人たちと協力してワクチンを手に入れるべく過酷な戦いへと身を投じていく…。(後は映画を観てください)



彼岸02

 「週刊ヤングマガジン」連載の松本光司による人気コミックを、白石隼也、鈴木亮平ら13年放送のテレビドラマ版のキャストを再度起用し、映画化したアクション・ホラーです。吸血鬼伝説の残る孤島・彼岸島を舞台に、“邪鬼(おに)”と呼ばれる大小さまざまなモンスターと戦う人間たちの姿を描きます。



彼岸04


たわごと03
漫画以上に、漫画的? 
 これって漫画(原作)を読んでないと全く理解不能でしょね。ワタシも遠い昔に読んだ漫画を思い出しながらの鑑賞。それでもツッコミどころが満載で、やたらド派手なアクション、そしてチョツトくど過ぎる兄弟対決…。原作のあの、何とも言えないドロドロとした恐怖感はなく、むしろ子どもの頃見た、「仮面の忍者赤影」に登場した少しヘンテコでノスタルジックな化け物との合成バリバリのアクション。まぁ、予算的にもこれが精一杯なんだろうと思いながらも、キャストはそれなりに豪華?何となくバランスの悪い作品なのですが、あまり深く考えずに、原作ファン限定だと考えるとそれはそれで楽しめますよ!!



彼岸03


※カッパの勝手な採点は…、
この終わり方は、ダメでしょ!
6点





2017.07.10 セル
カッパのみなソン
Selection vol.1009



彼女の名は、モアナ。
セ ル 2016年 アメリカ



セル01

 ボストンの空港で別居中の妻子に電話をかけるコミック作家のクレイだったが、途中で電池切れになってしまう。しばらくすると、携帯電話で話していた人々が一斉に凶暴化する。一瞬にしてパニック状態となった空港から地下鉄に逃げ込んだクレイは、車掌のトムと自宅アパートの階上に住む少女アリスと協力しあいながら、妻子のいるニューハンプシャーを目指すのだったが…。(後は映画を観てください)



セル02

 スティーヴン・キングの同名ベストセラーをジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソンの共演で映画化したホラー・サスペンスです。携帯電話で謎の電波に感染した人々が次々と凶暴化していくパニック状態の世界で決死のサバイバルを繰り広げる主人公たちの運命を描く。監督は「ドア・イン・ザ・フロア」「パラノーマル・アクティビティ2」のトッド・ウィリアムズ。



セル04


たわごと03
新手の携帯ゾンビ? 
 携帯電話で通話中の人がいきなり凶暴化する!確かに現実に起こっても不思議ではない今。そんな現代社会での恐怖を描く鬼才、スティーブン・キング原作のこの新手のゾンビ映画です。冒頭の空港のシーンで人々が異常をきたす光景はお見事。スケール・恐怖感ともに迫力満点。しかし、その後の展開は、いつものゾンビ映画…。「電波」という感染ツールを用いるも…、結局、結論がよく分からないなんとなく消化不良なのが残念です。ただ、その中でも、「エスター」のイザベル・ファーマンが、凶暴化した母をやむなく殺害した少女役で好演してるのがなんとなく嬉しいです!



セル03



※カッパの勝手な採点は…、
彼らの真の目的は、何なんだろう?

カッパ採点7点





カッパのみなソン
Selection vol.1008



彼女の名は、モアナ。
モアナと伝説の海 
2016年 アメリカ



モアナ01

 神秘的な伝説が息づく南海の楽園、モツゥヌイ島。16歳の少女モアナは、幼い頃のある体験がきっかけで海と特別な絆で結ばれていた。島では外洋に出ることが固く禁じられていたが、好奇心旺盛なモアナは、いつか外の海を見てみたいとの思いを募らせていた。そんな中、島で不穏な出来事が起こり始める。それは、かつて半神半人のマウイが命の女神テ・フィティの“心”を盗んだために生まれたという暗黒の闇が、島にも迫っていることを示していた。モアナは祖母タラに背中を押され、伝説の英雄マウイを見つけ出し、テ・フィティに“心”を返すために大海原へと飛び出していくのだったが…。(後は映画を観てください)



モアナ02

 「リトル・マーメイド」「アラジン」のジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督が、海に選ばれた少女モアナを主人公に描く冒険ファンタジーミュージカルアニメーションです。海と運命的な絆で結ばれたヒロインが、世界を救うために伝説の英雄とともに大海原を舞台に繰り広げる大冒険を描きます。



モアナ04


たわごと03
海に選ばれた少女の物語。 
 取り急ぎ言いたい、凄いですこの映像!何よりも海、「水」の描写が素晴らしいです。確か本日から上映の「メアリと魔女の花」の米林宏昌監督も「水」へのこだわりが…。ジブリ仕込みの手書きも大好きなのですが、ディズニーが描く、完全無敵のCG描写は凄すぎます。もちろん映像技術だけではなく、ストーリーもシンプルかつ奥深い出来栄え。ポリネシアの神話や伝説を巧みに盛り込んだ、少女の冒険ストーリーです。ハワイを思わせる自然と、海そして火山の神々。半神半人のマウイは、ワタシ事ですが、うちの事務所に来てくれてる印刷屋さん(ゴメンね)に似てて、思わずエールを送ってしまいました。ワタシ的には、あの大ヒットした「アナと雪の女王」よりも、こちらの方が好きです!?



モアナ03


※カッパの勝手な採点は…、
サブキャラたちも、何故か憎めませんね?

七点半




カッパのみなソン
Selection vol.1007



戦う理由は、未来にある。
海賊とよばれた男 
2016年 日本



海賊01

 石油の将来性に目を付け、石油販売業を始めた青年、国岡鐡造。彼は「店員(従業員)は家族と同然」と店員との絆を大切にし、既得権益が強固な石油業界を相手に破天荒な発想と行動力で販路を拡大していく。やがて、その存在は石油メジャーも無視できないほど大きくなり、ついには石油の輸入ルートをすべて封鎖されるという絶体絶命の窮地に陥る鐡造だったが…。(後は映画を観てください)



海賊002

 百田尚樹の一大ベストセラーを「永遠の0」に続いて山崎貴監督、岡田准一主演で映画化した大作ドラマです。若くして石油業に乗り出し、欧米石油メジャーに果敢に立ち向かって激動の時代を駆け抜けた男の一代記を吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、堤真一、綾瀬はるか、小林薫をはじめとする豪華キャストの共演で描き出す。



海賊03


たわごと03
岡田准一の真骨頂! 
 誰もが知る日本の大企業の実話の映画化なのですが、あまり実話を意識せずに娯楽映画として楽しんだ方が良いのかもしれません?超豪華な今をときめく俳優さんたちの熱演、そして演技に取り組む生真面目さ。もちろん主演の岡田君には、打って付けの役柄。この映画の主役は彼しかいないだろと、日本人なら誰もがそう思うことでしょう。そして監督は超真面目は山崎貴監督。彼の十八番のキメの細かなVFXはさすがです。シンプルな物語も彼の技が味付けすると、高価なご馳走に仕上がってしまう、まさに映像の魔術師。ただ、前作「永遠の0」に比べて、脚本的は少々キレに欠けるような気もしますが、そんなこんなを差し引きしても、見応え十分の超豪華な真面目な娯楽作品です。



海賊04


※カッパの勝手な採点は…、
綾瀬はるかさんが、もったいない?

カッパ採点7点





カッパのみなソン
Selection vol.1006



神山サイボーグ、始動!
CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第1章
2016年 日本


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 009こと島村ジョーらゼロゼロナンバーサイボーグたちは、核兵器ともわたりあえる存在として改造され、何度も人類を危機から救ってきた。国連軍ガーディアンズが創設されたことにより人類を守る使命から離れ、ようやく穏やかな暮らしを手に入れることができた。そんなゼロゼロナンバーサイボーグたちのもとに、ジャーナリストのルーシー・ダベンポートがやってくる。ルーシーは、人智を超越した異能を持ち太古より人類の歴史を操ってきたブレスドという者たちの不穏な動きを掴んでいた…。(後は映画を観てください)



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 石ノ森章太郎の不朽の名作をフル3DCGアニメーション化した劇場版3部作の第1弾です。謎の敵、ブレスドの出現により、再び戦う事を余儀なくされるサイボーグ戦士たちの運命を描きます。「009 RE:CYBORG」を手がけた神山健治が総監督を担当し、「精霊の守り人」でも神山とコンビを組んだ柿本広大が監督を務めてます。



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たわごと03
日本アニメのブランドが…。 
 そうワタシ達世代のオッさんたちの永遠のアニメヒーロー、サイボーグ009。もちろん何度も映画化、映像化され、この最新作品がどの位置に在るのかも正直曖昧です。確か前作「009 RE:CYBORG」も神山健治監督だったかなぁ?そして今回のこのシリーズも、その続編のような気もします。まぁ、それはさて置き、今回のこの最新作。まぁ、ストーリー的には何とか許します…、がぁ、3DCG超ダメダメです。余りにも雑すぎる描写とギコチナイ動き、これ程のブランドキャラをこんな陳腐な描写では、石ノ森ファンは怒りますよね!その裏腹にエンディングで登場する、石ノ森氏の手書き原画が凄すぎます。



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※カッパの勝手な採点は…、
誰かがきっと、これが009だを創ってくれますよね?

六半