カッパのみなソン

Selection vol.671


命を追った、あの夏。
クライマーズ・ハイ 2008年 日本



クライマーズハイ01

 1985年8月12日。群馬、北関東新聞の記者・悠木和雅は出世街道から外れ一匹狼として行動する遊軍記者。社内の登山サークル「登ろう会」の仲間で販売局所属の親友・安西と共に、翌日谷川岳の衝立岩登頂に挑もうと準備を進めていました。そのさなか、乗員乗客524人を乗せた羽田発大阪行きの日航機123便が群馬と長野の県境に墜落した模様、との一報が入る…。こうして悠木たちは、前代未聞の大事故をめぐる熾烈な報道合戦に身を投じていくのでした…。(後は映画を観て下さい)



クライマーズハイ02

 当時、地元紙記者として御巣鷹山日航機墜落事故を取材した作家・横山秀夫が自らの体験を基に「世界最大の航空機事故」を最前線で扱うことになった地方新聞社が異常な昂奮状態に置かれ社内外で壮絶な軋轢と葛藤を繰り広げていく狂騒の一週間を極限の臨場感で描き出した傑作群像小説を映画化です。遊軍記者でありながら事故取材の全権デスクを命じられた主人公を中心に未曾有の大惨事をめぐる様々な人間模様を緊迫感と情感あふれるタッチで描いてます。主演は、先日観た「神様はバリにいる」の堤真一。監督は「突入せよ!「あさま山荘」事件」の原田眞人。



たわごと03
リアリティーな演技合戦。
 新聞報道に切り口を当てた…、何となくあの、萩原健一「誘拐報道」を思い出します。そしてこの作品は「世界最大の航空機事故」を原田監督らしい、スピード感溢れる編集と、まるでドキュメントの様な映像を叩け付ける様に魅せてくれます。ワタシ的には、地方新聞社を舞台にしたことで、事故そのものよりも報道に纏わる様々な人間ドラマが非常に面白い。地方紙の心意気が見事に描かれています。そして、それ以上に役者たちの気迫な演技も素晴らしいです!!


クライマーズハイ03



※カッパの勝手な採点は…、
期待以上に、期待を裏切ってくれます。

七点半




スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kappacinema.blog.fc2.com/tb.php/936-980f2863