2015.05.16 春を背負って
カッパのみなソン

Selection vol.644


標高300m…、悠久の大自然に描かれる「家族」の物語。
春を背負って 2014年日本



春01

 立山連峰で山小屋「菫小屋」を営む厳格な父・長嶺勇夫に育てられた享は社会人になってからはそんな父から距離を置き東京でトレーダーとして忙しい毎日を送っていました。そんなある日、父の突然の訃報が届く。帰郷した享を母の菫や勇夫の山仲間たちが出迎え、その中に1人の見慣れない女性、高澤愛がいました。彼女は心に深い傷を負い山で遭難しかけたところを勇夫に助けられ、以来、勇夫と菫のもとで働いていました。勇夫がいなくなった今、誰もが菫小屋の存続を諦めかけていたとき享が都会生活を捨てて小屋を引き継ぐと宣言…。(後は映画を観て下さい)



春02

カメラマン木村大作の魂の作品。
 日本を代表する名カメラマン、木村大作が「劔岳点の記」に続いて撮り上げた監督第2作目です。標高3000メートル級の立山連峰を舞台に父の急死をきっかけに山小屋を継ぐ決心をした金融マンの青年が不慣れな山での生活に奮闘する中で改めて父や家族と向き合う姿を描きます。主演は、松山ケンイチ、共演に、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、小林薫。原作は笹本稜平の同名小説です。実際に立山連峰で延べ60日に及ぶ過酷な山岳ロケを敢行し臨場感あふれる演技と美しく雄大な大自然の風景をカメラに収めました。


たわごと03
きっと、大変だっただろう…。
 自然の映像に定評のある木村大作監督作品です…。出演者の皆様、本当にお疲れさまでした。立山連峰で延べ60日の山岳ロケ…。想像しただけで恐ろしい。それでも想像以上に、松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司は凄く良かったです。一寸違うと思っていた蒼井優ちゃんもしっかり山の女を演じてました ! しかし、肝心の映画は失礼ですが「餅は餅屋」なんだと感じてしまいました。アナログ的なカメラワークは最高ですが、山小屋を巡る「心の物語」は、適度に襲う危機と心の絆、そして自然の脅威と優しさ…、少し当たり前すぎかなぁ…?


春03




※カッパの勝手な採点は…、
カメラマンと監督の違いは… ?
カッパ採点7点




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