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2012.10.22 チャンス
みなそん003
Selection vol.03

チャンス 1979年アメリカ

チャンス01

「さらば冬のかもめ」のハル・アシュビーが、政治やマスコミなどに対する諷刺を暗に散りばめ、ふとしたことから大統領にまで祭り上げられる男の姿をコミカルに描いた作品です。数十年屋敷から出たことのない庭師チャンス(ピーター・セラーズ)は、主人の死をきっかけに解雇、突然世間に放り込まれます。見るもの全てが珍しい彼は、そこで余命いくばくも無い財界大物を夫に持つ美しい貴婦人が乗る高級車に轢かれ、屋敷に招かれることに…。主演を演じるのは“ピンク・パンサー”のピーター・セラーズ。

チャンス03

たをごと02
 ピーター・セラーズと言えば、ワタシ達の年代だとあの「ピンクパンサー」シリーズでのコミカルなイメージが焼き付いている、しかし、ピンクパンサーも喜劇は、パート2からで、パート1の「ピンクの豹」は、しっかりとしたミステリーである。
 この「チャンス」は、演技派ピーター・セラーズの最高傑作と言っても良い作品である。33年前に観た時は、もちろんワタシも少年であり、時代も今程に厳しくはなかった…。政治とは無縁の無関心の平和と安易な幸せを考えなく暮らしていた良い時代であった…? 今、この時にこの映画は、非常に興味深く、政界という茶番劇を映画を通じて深く考えさせられる。ぜひ、今 観なければならない 映画なのかも知れません。

チャンス02
写真は「愛と追憶の日々」

 ピーター・セラーズ同様、シャーリー・マクレーンの演技も素晴らしい。これぞ演技、これが映画!
9点
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