カッパのみなソン

Selection vol.633


死ぬことさえ、許されない。
必死剣 鳥刺し 2010年 日本



必死01

 江戸時代。東北の海坂藩では、藩主・右京太夫の愛妾・連子が藩政に口を出し善からぬ影響が拡がっていました。しかし、誰もその暴走を止めることが出来ずに…。最愛の妻・睦江を病で亡くしたばかりの物頭・兼見三左エ門は死に場所を求めるかのごとく独断で連子の刺殺を敢行します。ところが極刑を期待していた三左エ門に下された処分は意外にも閉門という寛大なものでした。しかも1年後には近習頭取として役職に復帰、藩主の傍に仕えることに…。(後は映画を観て下さい)



必死04

隠し剣シリーズの傑作。
 藤沢周平の「隠し剣シリーズ」の中でも傑作の呼び声高い人気の一編を豊川悦司主演で映画化。一度は死を覚悟しながらも一人の女の存在によって生への執着を取り戻した男が剣客ゆえに不条理な藩の政道に翻弄され過酷な運命を辿る姿を静謐かつ丁寧な筆致とクライマックスの壮絶な立ち回りシーンで描き出します。共演に池脇千鶴、吉川晃司。監督は日本の名匠、平山秀幸。



たわごと03
ならば、運命を斬り開くまで。
 久しぶりに魅せて頂きました本格時代劇…。冒頭いきなりショッキングなシーンから始まり、そして時代劇とは思えないテンポで、グイグイと物語は進んでいきます。何よりも凄いのは、豊川悦司と吉川晃司の一騎打ち…、もの静かで、居たたまれない空気感、生と死のギリギリの緊張感。そして壮絶はクライマックス。これが「必死剣・鳥刺し」…。少しネーミングには感心できないも、これぁ凄い、さすがは豊川悦司あっぱれです!!


必死03



※カッパの勝手な採点は…、
お前は、もう死んでいる…。

七点半




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