映画的旅情
【其の十七】


「時かけ」、そして「マッサン」。
時をかけなかった? 竹原。



竹原01

竹鶴政孝の生家「竹鶴酒造」。 
 広島ツアーの帰り道、何十年ぶりに「小京都・竹原」に道草させて頂きました。そう最近では、NHKの朝ドラ「マッサン」でも話題となっている小さな街「竹原」は、ドラマのモデルに成った「竹鶴政孝」の故郷であり彼のルーツでもあります。安芸の小京都と言われ美しく懐かしい風景が広がっています。


時00

ただワタシ的には、もちろん「時かけ」。
 ご存知「尾道三部作」の第二作目、そして原田知世のスクリーンデビュー作「時をかける少女」は、オール尾道ロケのイメージがありますが、実は「尾道映画」と言うより「竹原映画」だとワタシは思っています。もちろん巧みな編集で、尾道と竹原を上手にミックスし、実際の距離感を全く感じさせませんが…(実は、以外と離れてます)


竹原02

 映画で撮影された美しい街並み、保存地区とは言え、今でもしっかりと生活している「暮らしの匂い」があります。そして、この「胡堂」は、和子が下校途中で自転車にぶつかれそうになるシーンとか、確か地震で、瓦が落ちの重要なシーン等で使われています。


竹原03

 そして、そして、きっと憶えていると思いますが、この灯籠がある「普明閣」は、あの名シーン? 知世ちゃんがカメラ目線で登場するエンディングシーンのロケ地です。ユーミンの主題歌が今でも聞こえてきます。


竹原04

吾朗ちゃんの実家は、お好み焼き屋さんに。
 ワタシの大好きなシーンの1つは、体調の変化に不安を感じた和子が、幼なじみの堀川吾朗にハンカチを返しに来るシーン。大人へと変わる少女とまだ子供の少年…。2人のギクシャクしたやり取りが何とも初々して、残酷です。「時かけ」を象徴するシーンですね。そして当時の醤油屋さんが、今は有名なお好み焼き屋さんになっていました! 今でも「マッサン」ではなく「時かけ」で訪れるお客さんも多いらしいです。


時01

地域一体型、ふるさと映画。
 映画の中でも「堀川醤油店」として使われています。なんと台本では、朝倉吾朗となっていたのを「堀川醤油店」をロケ地させて頂いた事で、朝倉を堀川に書き換えたそうです…。これこそが、大林映画の素晴らしい所です!!



※肝心の「時かけ」は…、
マッサンも見てみよう !

七半



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