2014.11.25
潔く柔く きよくやわく

Selection vol.539
大切な人を失っても…。
潔く柔く きよくやわく 2013年 日本

幼なじみのカンナとハルタは高校で真山と朝美と仲良くなり、4人でかけがえのない青春を謳歌していました。所が、真山がカンナを2人だけで花火大会に誘い出した夜、ハルタは交通事故に遭い命を落としてしまいます…。それ以来、心を閉ざしたまま、恋も出来ずに大人となったカンナ。映画宣伝会社に勤める彼女はある日、出版社で働く赤沢禄と出会い事に…。(後は映画を観て下さい)

人気少女漫画家いくえみ綾が様々な男女の切ない恋模様を群像劇スタイルで綴った名作コミックスを長澤まさみと岡田将生主演で実写映画化したラブストーリーです。高校時代に経験した幼なじみの死を引きずるヒロインが、同じような過去の悲劇に囚われた青年と出会い、互いに罪悪感を抱えながらも少しずつ愛を育み再生していく姿を描きます。共演に波瑠、中村蒼、池脇千鶴、高良健吾。監督は「ただ君を愛してる」「僕の初恋をキミに捧ぐ」の新城毅彦。


リセットできない青春。
人間の優れた機能のひとつ「忘れる事」…。ただ、それが苦手なヤツもいます、パソコンのハードディスクを初期化するようには、簡単にはリセットできない「心の襞」。この映画のこの二人はリセットできない、同じ「心の襞」を持っています…。いつ迄も15歳のままの長澤まさみと幼年期の少女を認める事の出来ない岡田将生。そんな二人の不器用な「青春」を見事に描いています。ワタシの大好きな瀬戸内の風景と長澤まさみの「悲しい笑顔」が、美しい…。

※カッパの勝手な採点は…、
とっても好きなテイストです…。

スポンサーサイト
つかりこ
カミさんのリクエストで観たのですが、
とてもいい作品だと思います。
個人的に、この映画がすばらしいと思うところは、
ホントは、カンナはハルタとマヤのどちらを好きだったのか
わからないところだと思います。
どっちも好きだったのかもしれないし、
どっちも恋愛の対象ではなかったのかもしれない。
カンナはマドンナ的なもてる女子なので、
自分から異性に恋したことがなかったのかもしれません。
そういう女子は、ヘタをすると一生ホントの恋をできないかもしれない。
でも、この物語は完璧な美女がトラウマをかかえることで
ホントの恋を知った、というカタルシスを与えてくれます。
ともすれば “ありがちなラブストーリー” なるところを
完璧な正統派のラブストーリーにしているポイントは
そこにあるのではないかと感じています。
背景と長澤まさみの美しさは圧巻ですよねー。
この作品の長澤まさみを抜く作品は、いつ生まれるんでしょうか?
とてもいい作品だと思います。
個人的に、この映画がすばらしいと思うところは、
ホントは、カンナはハルタとマヤのどちらを好きだったのか
わからないところだと思います。
どっちも好きだったのかもしれないし、
どっちも恋愛の対象ではなかったのかもしれない。
カンナはマドンナ的なもてる女子なので、
自分から異性に恋したことがなかったのかもしれません。
そういう女子は、ヘタをすると一生ホントの恋をできないかもしれない。
でも、この物語は完璧な美女がトラウマをかかえることで
ホントの恋を知った、というカタルシスを与えてくれます。
ともすれば “ありがちなラブストーリー” なるところを
完璧な正統派のラブストーリーにしているポイントは
そこにあるのではないかと感じています。
背景と長澤まさみの美しさは圧巻ですよねー。
この作品の長澤まさみを抜く作品は、いつ生まれるんでしょうか?
2014/11/26 Wed 00:54 URL [ Edit ]
さとちん
これは原作の漫画を途中まで・・主人公の大学生時代まで読みました。
そっか〜、そんなに良い映画作品に仕上がっているのですね。
はい、いま “観なくちゃ”入りいたしました〜 φ(。_。*)カキカキ
そっか〜、そんなに良い映画作品に仕上がっているのですね。
はい、いま “観なくちゃ”入りいたしました〜 φ(。_。*)カキカキ
> ホントは、カンナはハルタとマヤのどちらを好きだったのか
> わからないところだと思います。
> どっちも好きだったのかもしれないし、
> どっちも恋愛の対象ではなかったのかもしれない。
なるほど、なるほど…、青春ですね!
最近の長澤まさみ良いですね!!!
> わからないところだと思います。
> どっちも好きだったのかもしれないし、
> どっちも恋愛の対象ではなかったのかもしれない。
なるほど、なるほど…、青春ですね!
最近の長澤まさみ良いですね!!!
2014/11/26 Wed 22:58 URL [ Edit ]
| Home |