2014.10.01 共喰い
カッパのみなソン
Selection vol.501



母さん、なんで僕を生んだのですか ?
共喰い  2013年日本



共喰い01

 昭和63年の夏、山口県下関市。父・円とその愛人・琴子と暮らす17歳の青年・遠馬。円にはセックスの時に暴力を振るう性癖があり実の母・仁子はそれが耐えられずに遠馬が生まれるとすぐに家を出て行きました。そして今は川一本隔てた魚屋でひとり暮らしをしています。やがて遠馬は幼なじみの恋人・千種と何度も交わるうちに、嫌悪していたはずの父と同じ忌まわしき血が自分にも流れていることを思い知らされて…。(後は映画を観て下さい)



共喰い02

もらっといてやる… !
 「もらっといてやる」で、話題となった第146回芥川賞に輝いた田中慎弥の同名小説を「ヴァイブレータ」「戦争と一人の女」の荒井晴彦が脚色し「ユリイカ」「サッド ヴァケイション」の青山真治監督が映画化した文芸ドラマです。忌まわしき血の宿命に囚われた父と息子の相克を軸に彼らと彼らを取り巻く女たちが織り成す濃密な人間模様を過激な性愛描写とともに綴ります。主演は「仮面ライダーW」の菅田将暉、共演に木下美咲、篠原友希子、光石研、田中裕子。



たわごと03
昭和の河は、汚かった。
 この映画で、何よりも印象的なのは「河」。ワタシ達の青春期の昭和の河は、汚く、濁っていた。そして、その「濁り」の中に「性」を感じました…。喰うことは、決して美しいものではない。生きるための生命の源、そして欲望。この映画はセックスと暴力を表現方法として「人間の性」をしっかりと描いています。


共喰い04

ガァン〜とくる映画。
 後ろから突然にどつかれた感覚…。久しぶりに味わいました。映画を観て、感動とか共感ではなく、唖然とする、そして自分の中の何かに気づく…。何となく昔よく観た「ATG」を彷彿します。


共喰い03



※肝心の映画は…、
ふと気づくと、平成も26年…。

8点




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