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2012.12.20 人間の証明
いつかみた映画
【其の十四】

角川映画第2弾 ! 母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね
人間の証明 1977年日本

人間01

 東京の高級ホテルのエレベーターで黒人男性が「ストーハ」という言葉と、西条八十の詩集を残して殺された…。捜査線上に見え隠れするファッションデザイナー八杉恭子とその息子。黒人男性の過去を追って渡米する棟寄刑事。八杉と黒人男性の意外な関係、そしてアメリカの刑事と棟寄刑事の関係が明らかになっていきます…(後は映画を観て下さい)

たをごと02

「犬神家の一族」に次ぐ角川春樹事務所製作第2弾作品。日本とアメリカを舞台に、戦後30年という歳月に刻まれたさまざまな人間の生きざまを描くサスペンス・ドラマです。

人間03
日本でも、なじみ深いジョージ・ケネディ氏も出演

読んでから見るか、見てから読むか!?
 ワタシ達と同じ世代なら、当時の角川映画のインパクトの強烈さは、判るはずです。それまでの映画は、映画会社、いわゆる東宝や東映、松竹などが製作し、配給する(もちろん少数の独立プロダションも存在)のが当たり前で、それが映画だと思っていました。しかし、この角川映画は、ご存知の通り出版社が映画を製作し、映画会社から配給するシステムを完全に確立し、それまでの映画にかけていた、広告宣伝の部門を完全強化した、当時としては画期的な商業手法の戦略的商業映画でした。

人間004「人間の証明」は、森村誠一の長編推理小説。森村の代表作「棟居刑事シリーズ」の主人公・棟居弘一良の初登場作品です。約770万部を売り、森村誠一のベストセラーで、新刊雑誌への連載を前提に角川春樹から依頼されて執筆した作品です。


名作、駄作、珍作…、それが角川映画。
 角川映画は、角川書店・角川春樹事務所によって1976年より製作された一連の映画の通称です。当時としては珍しい、メディアと映画をコラボレーションした、いわゆる「メディアミックス」を商業映画として成功させた功績は日本映画に多大な功績を残しました。ただ、映画宣伝と映画の質とは中々、正比例せずトンでもない駄作も排出したのも確かです。しかし、若手新人監督を起用し(根岸・森田・池田監督等々)日本映画に新しい風を巻き起こしたのは素晴らしい功績です。

人間005 公開当時、ジョー山中の歌う主題歌  と、“母さん、僕のあの帽子どうした でしょうね?”という西条八十の詩の一 節がCMで強い印象を残し一世風靡し ました。




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