2014.09.25
大統領の執事の涙

Selection vol.495
7人の大統領に仕えた黒人執事
大統領の執事の涙 2013年アメリカ

奴隷解放後も差別が日常的に行われていた時代。幼くして南部の農園で働くセシル・ゲインズは白人に父親を殺された後ハウス・ニガーとして登用され、白人に仕える作法を叩き込まれます。やがて町に出たセシルは幸運な出会いと努力の結果、高級ホテルのボーイとなります。そして、そこでの仕事ぶりが認められついにホワイトハウスの執事に大抜擢され事に…。彼は執事として「見ざる聞かざる」を貫き空気のように存在を消して的確に仕事をこなし歴代大統領たちの信頼を獲得して行きました…。(後は映画を観て下さい)

「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督が「ラストキング・オブ・スコットランド」でオスカーを受賞したフォレスト・ウィテカーを主演に迎えて贈る感動の伝記ドラマです。ホワイトハウスで歴代大統領7人に仕えた黒人執事セシル・ゲインズを主人公に公民権運動やベトナム戦争など激動するアメリカの歴史を図らずも政治の中枢から目撃することになった彼とその家族の知られざる波瀾万丈の人生を綴ります。共演はアメリカを代表する人気司会者で久々の映画出演となるオプラ・ウィンフリー。また、ジョン・キューザック、ロビン・ウィリアムズ、アラン・リックマンらが歴代大統領役で出演されてます !

彼は、見ていた…。
主人公セシル・ゲインズは過酷な農場での労働から、あるきっかけで執事としての技を身につけ幸運にもホワイトハウスで働くこととなった黒人執事のです。そして、この映画はユージン・アレンさんという実在の執事の記録を参考にして製作しています。歴代大統領7人の大統領に仕えた黒人セシル・ゲインズの視点で34年の任期中に起こったさまざまな事件が描かれてます。そしてそこにはワタシでも知っている歴史的出来事がも描かれています。公民権運動、キング牧師暗殺、ケネディ暗殺、ベトナム戦争、9.11、オバマ大統領の就任…等々が、淡々と描かれる一方、セシル・ゲインズの家族の苦悩も平行して描かれます。アメリカ映画的な派手さは一切ありませんが、執事セシル・ゲインズの様にもの静かで力強い作品に仕上がっています。

※肝心の映画は…、
すぐ目の前で、世界が動いていた…。

スポンサーサイト
ちょい若おやじ
映画カッパさん、こんばんは。
これかなり観たい映画の1つです!
フォレスト・ウィテカーだし、ロビン・ウィリアムズも出ているとのことですし・・・。
映画カッパさんのこの記事を見てやっぱり観たいと思える映画です。
落ち着いて見られそうですね。
一体どんな<歴史>を私が感じるかが楽しみです!
これかなり観たい映画の1つです!
フォレスト・ウィテカーだし、ロビン・ウィリアムズも出ているとのことですし・・・。
映画カッパさんのこの記事を見てやっぱり観たいと思える映画です。
落ち着いて見られそうですね。
一体どんな<歴史>を私が感じるかが楽しみです!
2014/09/25 Thu 23:24 URL [ Edit ]
つかりこ
お父さんが、白人からはハウスニガーと蔑まれ、
黒人からも軽蔑されるところがミソだと思います。
お父さんは若い頃、ハウスニガーのコツではなく、
一流の執事のコツを身につけたんですよね。
公民権系では、新しい切り口ですよね。
黒人からも軽蔑されるところがミソだと思います。
お父さんは若い頃、ハウスニガーのコツではなく、
一流の執事のコツを身につけたんですよね。
公民権系では、新しい切り口ですよね。
2014/09/26 Fri 01:20 URL [ Edit ]
レインボウ
こんばんは。はじめまして。
「きたあかり」のレインボウと申します。
よろしくお願いします。
プレシャスですか。
その監督ですか。
大統領の執事の涙、見ようかな、やめよっかな、やめとこ、他をみよう、と思っていた映画ですが、観たいと思わせてくれました。ありがとうございます。
プレシャス、良かったです。原作も読んでしまいました。
「きたあかり」のレインボウと申します。
よろしくお願いします。
プレシャスですか。
その監督ですか。
大統領の執事の涙、見ようかな、やめよっかな、やめとこ、他をみよう、と思っていた映画ですが、観たいと思わせてくれました。ありがとうございます。
プレシャス、良かったです。原作も読んでしまいました。
| Home |