2014.09.24
とらわれて夏

Selection vol.494
この愛は、罪ですか?
とらわれて夏 2013年アメリカ

アメリカ東部の小さな町。レイバーデイを週末に控えた穏やかな9月初旬。夫に去られたシングルマザーのアデルは癒されぬ心の傷を抱えたまま、一人息子のヘンリーとともに静かな日々を送っていました。ある日スーパーマーケットに買い出し行った2人はケガをしていて見るからに怪しげな男に声を掛けられ自宅まで車で連れ帰るよう脅されます。彼の正体はフランクという名の逃亡犯でした。恐怖から言われるままに彼を匿うしかなかったアデル。しかしフランクは、決して危害は加えないと約束し男手がなく苦労していたアデルの家事を手伝い一方でヘンリーにも優しく接して父親のような存在になって行きます…。(後は映画を観て下さい)

「JUNO/ジュノ」のジェイソン・ライトマン監督が、ケイト・ウィンスレットとジョシュ・ブローリンを主演に迎えて贈るヒューマンストーリーです。ジョイス・メイナードの同名小説を基に父親に捨てられた傷心の母と息子が強要され匿うことになった脱獄犯と思いがけず心を通わせていく姿を描きます。共演はガトリン・グリフィス、トビー・マグワイア。

醸し出す、空気感…。
こんな映画に出会えると、自分が映画ファンである事が嬉しくなります。失礼ですが、劇場公開時はあまり話題にならなかった作品だと思いますが、その後のメディア展開で気軽に観る事の出来る、幸せな今。そして、何気なく出会った秀作。ケイト・ウィンスレットとジョシュ・ブローリンの演技は兎も角、この映画の空気感がたまらなく好きです。夏の終わりの光と影、そして、揺れ動く母と息子…。遠い昔に観た「午後の曳航」の空気感と共通する…。

幸せな結末…。
物語は、非常にシンプルで、きっとこうなる事も分かっています…。それでもこのこの家族と、この男の結末を見届けたい。そして、きっと、こうなったら良いのにと誰もが思い…、そしてラストシーンを迎えます。是非とも観て欲しい作品です。
※肝心の映画は…、
いい映画に、出会えました。

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さとちん
「JUNO/ジュノ」はすご〜く好きな映画です。
同じ監督なのですね!
へぇ〜それは観てみたいかも☆
ケイト・ウィンスレットって人気ありますよね。
(私の周りではそう)
私は、この人、ちょっとごついな〜と思って好みではないのですが
演技はともかく・・ってのは〜??
機会をみつけて観てみますねー。
(“観なくちゃメモ” 作るか?!)
同じ監督なのですね!
へぇ〜それは観てみたいかも☆
ケイト・ウィンスレットって人気ありますよね。
(私の周りではそう)
私は、この人、ちょっとごついな〜と思って好みではないのですが
演技はともかく・・ってのは〜??
機会をみつけて観てみますねー。
(“観なくちゃメモ” 作るか?!)
2014/09/25 Thu 17:47 URL [ Edit ]
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