FC2ブログ
2014.08.14 小さいおうち
カッパのみなソン
Selection vol.461



あの小さな家に閉じ込めた、私の秘密
小さいおうち 2013年日本



家01

 大学生の健史は亡くなった大伯母・布宮タキから彼女が遺した自叙伝を託されます。そこには健史が知らない戦前の人々の暮らしと若かりしタキが女中として働いた家族の小さな秘密が綴られていました…。昭和初期、山形から東京へと女中奉公に出たタキは小説家の屋敷に1年仕えた後、東京郊外の平井家に奉公することに。その家は赤い三角屋根が目を引く小さくもモダンな文化住宅。そこに、玩具会社の重役・雅樹とその若い妻・時子、そして幼い一人息子の恭一が暮らしていました。3人ともタキに良くしてくれタキはそんな平井家のためにと女中仕事に精を出しとりわけ美しくお洒落な時子に尽くすことに喜びを感じて行くのでした…。(後は映画を観て下さい)



家05

 中島京子の第143回直木賞受賞作を日本の名匠・山田洋次監督が映画化した感動ドラマです。日本が泥沼の戦争へと向かっていく昭和初期の東京を舞台に赤い三角屋根のモダンで小さな家に女中奉公することになった若い娘タキによって語られる庶民の暮らしぶりと美しい女主人時子の秘めたる禁断の恋の行方をリアルな時代風俗描写とともにミステリアスに綴ります。出演は時子役に松たか子、女中タキ役に黒木華、現代のタキ役に倍賞千恵子。その他の共演に片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡。



たわごと03
小さな家の大きなミステリー。
 山田監督と言えば、どうしても「寅さん」「黄色いハンカチ」のイメージがありますが、この映画は、女中が見た、恋愛ミステリーです。ワタシの記憶には、確か「霧の旗」は、山田監督。しかし、後に山口百恵と三浦友和での映画のイメージが強く、やはり、ミステリー=山田洋次とは結びつきません。それでも日本が誇る巨匠、難しい題材を見事に料理しています。反戦、不倫、家族の絆…を、清く正しく、ミステリアスに描きます。


家03

答えは、あなたの心の中に…
 この映画はっきり言って見終わっても、スッキリはしません。開き直って、山田監督に「宿題」を出されたと思い、考える事が、映画を観たと言う「証」なのでしょうね? 月並みですが、ヒントは、タキのアパートに掛けられていた赤い屋根の家の絵と開けられた形跡の無い封筒、等々… ? 



※肝心の映画は…、
松たか子さん、貫禄の演技に感動。


八半






スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://kappacinema.blog.fc2.com/tb.php/654-35fa656e