2014.08.03 雨あがる
カッパのみなソン
Selection vol.452



黒澤明監督の遺稿…。
雨あがる 1999年日本



雨000

 亨保時代。武芸の達人でありながら人の好さが災いして仕官がかなわない武士・三沢伊兵衛とその妻・たよ。旅の途中のふたりは長い大雨で河を渡ることが出来ず、ある宿場町に足止めされていました。ふたりが投宿する安宿には、同じように雨が上がるのを鬱々として待つ貧しい人々がいて、そんな彼らの心を和ませようと伊兵衛は禁じられている賭試合で儲けた金で酒や食べ物を彼らに振る舞います。翌日、長かった雨もようやくあがり気分転換に表へ出かけた伊兵衛は若侍同士の果たし合いに遭遇する事に…。(後は映画を観て下さい)



雨00山本周五郎の短編を
世界のクロサワが…。

 故・黒澤明監督が山本周五郎の短編をもとに書いた遺稿を黒澤組のスタッフたちが完全映画化した名作です。黒澤作品を堅苦しくなく見終わった後に爽快な気分になれる良質の時代劇に味付けした良質な時代劇です。そして、お人好しの浪人を寺尾聰が好演。脇には宮崎美子、三船史郎、吉岡秀隆、原田美枝子、仲代達矢さん達の名優が映画をより色付けています。



たわごと03
肩の力が、程よく抜けた名作。
 台風12号の影響で、わが町徳島は記録的な豪雨。幸い今は、少し雨はあがっていますが、明日未明からまた、大雨との予報…。こんな時に、この映画。そして不謹慎かも知れませんが、大雨が降ると、ついこの作品を思い出します。



雨03

想いは、ひとつ…。
 故・黒澤監督の遺稿を黒澤組スタッフが、心を込めて製作された良作です。もちろん世界の黒澤原稿を映画化する…。彼らのプレッシャーは大きかったはずですが、この作品は、何のその…。これが、ワタシ達の「クロサワ映画です! 」と、いとも簡単・軽やかに描いてくれました。そして、そのスタッフの「想い」は、黒澤監督にも届いたはずでしょう!!



肝心の映画は…
もし、黒澤監督が描いていたら…!?

8点





スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kappacinema.blog.fc2.com/tb.php/643-d7240d05