カッパのみなソン
Selection vol.395



最後になってもいい。やりたいんだ。
キッズ・リターン 再会の時 
2013年日本



キッズ00

 高校の落ちこぼれ同級生だったシンジとマサル。そのままボクシングの道を進んだシンジとヤクザの世界に足を踏み入れたマサルは共に現実の厳しい壁を前に苦い挫折を味わっていました。それから10年…、ボクシングを続けていたシンジは、結果が出ずに自信を失いジムも辞めて冴えないバイトの日々を送っていました。そんなある日、シンジは出所したばかりのマサルと運命の再会を果たす…。(後は映画を観て下さい)


キッズ02
 
 北野武監督が手がけた傑作青春ドラマ「キッズ・リターン」のその後の物語をビートたけしの原案を基にシンジ役に平岡祐太、マサル役に三浦貴大を迎えて映画化したドラマです。社会へ出てそれぞれの道を歩むかつての同級生シンジとマサルの10年ぶりの再会と友情を描き出します。監督は「キッズ・リターン」はじめ多くの北野作品で助監督を務めた「生きない」の清水浩。


たわごと03
10年目の再会。
 前作はワタシ的には「北野武監督作品」の中でのベスト1でした。久石譲さんの音楽も素晴らしく、彼ら2人の青春の憤りを見事に描いた作品です。そして、この続編…、前作を超えるのは難しいと思いながらも長く北野組の助監督を務められていた清水監督がチャレンジされた事は、非常に勇気ある事です。


キッズ04

キャメラの回っていない10年が…。
 この映画のラストシーンは、前作の「希望」と「絶望」の足掻きとは異なり、映画的にはハッピーエンドの要素が濃く、分かり易く仕上がっています。ただ、今回のこの作品が「厚み」が無いのは、上記の彼らの10年間が余り見えてこない…。もちろん撮影用のキャメラは回っていませんが、その見えない部分を感じられる事が、優れた「続編」なのだと思います。この映画が決して悪いのではなく、時間軸が繋がっていない別物になっているのだと思います。




※肝心の映画は…、
三浦貴大君、やっぱりヤクザに見えない。

七点半




スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kappacinema.blog.fc2.com/tb.php/563-9003e8a7