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カッパのみなソン
Selection vol.27

勝った方が、人類最大の敵になる ! 平成ゴジラシリーズの秀作。
ゴジラ vs ビオランテ 1989年日本

ゴジラ01

 
 1984年、ゴジラが新宿を襲撃した際、その被災現場からゴジラ細胞(G細胞)を密かに盗み出した者がいた…。中東サラジア国のエージェントである。その国では遺伝子工学の権威・白神博士がG細胞の研究を行っていました。だが“バイオ・メジャー”と名乗る集団に研究所は破壊され、博士は一人娘の英理加を失ってしまいます。一方、ゴジラ襲来から5年後の現在、幼い子供たちがゴジラ復活を予言するような夢を見続けている事が判明。超能力者である三枝未希も三原山の火口の中で息づいているゴジラの存在を確認…。(後は映画を観て下さい)

たをごと02

ポスター平成ゴジラ誕生!
1984年ゴジラの続編にして、通称『平成ゴジラ”シリーズ』の第1弾。前作での設定を継承しつつ、新怪獣とのVSものという東宝娯楽怪獣映画の王道に挑んだ意欲作。

脚本は、なんと一般公募。
 一般公募されたストーリーの中から選ばれた小林晋一郎の原案を基に、大森一樹が脚色・監督を手がけた作品で、特技監督には川北紘一を迎え、真の意味での“新たなるゴジラ映画”となりました。すぎやまこういち氏による勇壮なテーマとともに、人気の高い対ゴジラ用兵器スーパーX2も活躍。
 政府の対応や科学設定など現実に即したリアルな描写と、女性とバラとゴジラ細胞の融合体であるビオランテというファンタジーの要素がうまく結合し、ドラマ・特撮共に見応えのある作品と言えます。特に川北特技監督の特撮のビジュアルは、生物として捉えたゴジラの新たなデザイン・造型を含めてハリウッドのSFXにひけをとらない素晴らしいものです。この後続く“平成ゴジラ”シリーズの基礎を成した作品と言ってもよく、超能力少女・三枝未希もこれが初登場。ただ興行的には今一つ奮わず、次作はかつての人気怪獣をフィーチャーした『ゴジラvsキングギドラ』となりました。

ゴジラ02

ちょっと一言 !
 一般公募で採用された、小林晋一郎は、帰ってきたウルトラマン第34話「許されざるいのち」のプロットも書いており、こちらも植物と動物の合成怪獣が芦ノ湖に出現するというものである。本作品との共通点を探るのもおもしろい…。

小林小林晋一郎氏
歯学博士、映画評論家。湘南短期大学客員教授。該博な知識と文化論的な考察に裏づけられたユニークな怪獣・特撮映画評論でも知られる。著書に「形態学的怪獣論」「バルタン星人はなぜ美しいか」などがある。


小林晋一郎氏は、ワタシの知り合いの友人でした…
 ワタシもビックリしました。小林晋一郎氏は、ワタシ達夫婦の知り合いの学生時代からの友人でした。こんなにも凄い人が身近に感じたのは、ゴジラを愛する一人として光栄でした。今後の活躍もご期待しております。


カッパ採点7点

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