2014.04.08 ニキータ
カッパのみなソン
Selection vol.374



泣き虫の殺し屋、ニキータ。
ニキータ 1990年フランス


ニキータ01

 パリの路上に生きる粗暴な不良娘ニキータ。麻薬中毒の彼女は薬屋を襲撃しようとして3人の警官を射殺してしまう。ニキータは無期懲役刑を言い渡されるが、その生存能力の高さに政府の秘密機関が目をつけ工作員として働くことを強要される。初めは抵抗したニキータだったが選択は一つしかないことを知り教育係のボブによる厳しい訓練に耐え先輩のアマンドのアドバイスもあって3年後には美しい女殺し屋に変貌していました…。(後は映画を観て下さい)



ニキータ02

 政府の秘密工作員に仕立てられた不良少女「ニキータ」を描いたスタイリッシュでパワフルな女性アクション映画です。リック・ベッソンのタイトな演出が冴え渡る逸品です。死刑宣告を受けた主人公が選択の余地無く組織に入り、訓練を積み重ねていく前半のテンションが特に素晴らしく、ニキータの訓練担当になるT・カリョの存在感も圧巻です。唐突の様でいて余韻を残すエンディング…。1993年にアメリカで「アサシン」としてリメイク。そして、ご存知ジャン・レノ演ずる「掃除屋」では、その後の世界観を膨らませて、その後の名作「レオン」として復活する事に…。



たわごと03
フランス映画は面白い…、と思った !
 フランス映画の概念を覆した…、と言っても過言ではない程のショッキングな作品でした。フランス映画は、どうしてもヌーベルバーグのイメージが強く、過激とか派手とかとは無縁なものと勝手に思い込んでいました。しかし、この「ニキータ」は、過激、派手。それに加えてフランス映画の品の良さも持ち合わせた上質の逸品です。



ニキータ03名優ジャンヌ・モローの
圧巻の存在感。

 この映画はバイオレンスを描きながら、反面、人間の心の変化も織り込まれています。人を愛することの重要さがあるからこそ、殺人行為に疑問符を打ち始めて苦悩するニキータ。だからこそバイオレンスがより鮮明に思えます。そして、ニキータの教師役として登場するフランスの名優、ジャンヌ・モロー。口数は最小限ですが静かなる彼女の存在感が凄い。 さすが名優。この映画でも、彼女はとってもいい味を出しています。




※肝心の映画は…、
レオンよりこっちが好きです。

9点訂正





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