カッパのみなソン
Selection vol.373



はじめてのパリ、もうひとつの人生に出逢う。
クロワッサンで朝食を 
2012年フランス・エストニア・ベルギー



クロワッサン01

 ストニア…、結婚と離婚を経験し子育てと母の看病に追われながら既に人生も半ばを過ぎてしまったアンヌに、ついに母を看取る日が訪れます。抜け殻のようになったアンヌでしたが、ある日パリで家政婦として働く仕事が舞い込んできます。悲しみを振り切るように、憧れのパリへ旅立つアンヌ。そんな彼女を待ち受けていたのは高級アパルトマンに独りで暮らす毒舌で気難しい老婦人フリーダでした。しかし、フリーダはおいしいクロワッサンの買い方も知らないアンヌを冷たく追い返そうと…。(後は映画を観て下さい)



クロワッサン03

 本作が長編映画初監督となるエストニアの俊英イルマル・ラーグが母親の実話をもとに描く感動のヒューマンドラマです。フランスが誇る大女優ジャンヌ・モローが主演を果たし作品は2010年ロカルノ国際映画祭のエキュメニカル賞に輝いた秀作です。生まれも育ちもまったく異なる2人の女性が反発しながらも固い絆で結ばれていく過程をリアルに描きます。



たわごと03
クロワッサンは、あまり関係なかった…。
 この映画の邦題「クロワッサンで朝食を」と聞いて、パンが好きというだけでこの映画を見せて頂きました。 確かにクロワッサンは、キーワードとして登場はするものの、あまり深い意味は無く、それなりに年を取った女性とそれ以上に年を取った大人の女性たちの素敵な関係を控えめに描いた作品です。


クロワッサン04

さすがは、ジャンヌ・モロー。
 この映画の最大の見どころは、ヌーベルバーグの申し子、大女優ジャンヌ・モローのジャンヌ・モロー的キャラでしょう。トンでもなく嫌な老いた女性を映画を知り尽くした彼女が演じます。そして、彼女のフッション。シャネルとかバーバリーとか高級ブランドをさりげなくさらりと着こなす所がさすがにフランス象徴的な女優なのでしょう。



※肝心の映画は…、
もう少しパリの香りを出して欲しかった…。

カッパ採点7点




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