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2014.04.06 Lie Lie Lie
いつかみた映画
【其の九十】



努力家の3人の詐欺師たち… ?
Lie Lie Lie 1997年日本


ライ01

 不眠症の電算写植オペレーター波多野は、昼も夜も黙々と写植を打つ日々を送っていました。その彼のもとに高校時代の同級生相川が現われ、生鮮食品買い付け会社の代表取締役をしていると説明し商売の種である珍種の貝を預けていった。その貝を腐らせてしまって以後、相川は何となく波多野の所に居つくようになります。実は相川は詐欺師でした。仲間のよっちゃんと取り込み詐欺をはたらいて北海道へ逃亡した彼は千頭組組長の娘キキと関係を持ち彼女から大金を借り逃げしたあげく千頭組の田に命を狙われて波多野の元に辿り着いたのでした。そんな時、波多野の出入りの印刷屋三谷から医師協会年史競合プレゼンの話を耳にした相川は自分を造本家だと売り込み見事な話術と芝居とで年史製作の注文を獲得してしまった。いつの間にかその詐欺の相方をつとめていた波多野は、睡眠薬でラリった時には無意識に大量の原稿を写植機で打っていいました。(後は映画を観て下さい)



ライ02

中原俊監督が描く、優しい嘘。
 幽霊が書いた本を売り出すという詐欺計画の行方を軸に3人の男女が織り成す心模様を描いた人間ドラマです。監督は「櫻の園」「12人の優しい日本人」の中原俊。中島らもの小説「永遠も半ばを過ぎて」を伊丹あきと猿渡學(中原とプロデューサーの笹岡幸三郎、成田尚哉の共同ペンネーム)が、共同で脚色しています。主演の3人詐欺師にふんするのは、佐藤浩市、豊川悦司、鈴木保奈美の超豪華な詐欺師達です。


たわごと03
佐藤浩市が、写植オペレーター…。
 今は、もう過去のものとなった「写植」。そのオペレーターを主役とした映画はワタシの知っている限りでは、この作品だけでしょう。そして、そのオペレーターが佐藤浩市。彼は重度の不眠症…。止む終えず睡眠薬を投与し、無意識に「物語」を打ち出します。それは、彼が今までに「写植」として打ち出した多くの「文字」が、彼自身の物語を創りだす。中原監督の優しさ溢れる隠れた名作です。そして、この映画でワタシ的に面白いと思ったのは、詐欺師・豊川悦司のプレゼンテーションです。詐欺師いわく…、
プレゼンも詐欺も同じようなもの…。 




※肝心の映画は…、
中原監督の「メイクアップ」も大好きです!!

8点半






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