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カッパのみなソン
Selection vol.345



地上のあらゆる生き物から、誕生を祝福された男がいた。
ブッダ 赤い砂漠よ! 美しく 2011年日本



ブッダ01

 争いが続く2500年前のインド。カースト制度が厳しく身分の低い者は一生にわたって貧しく苦しい生活を強いられていました。そんな中、奴隷の子として生まれた少年チャプラは愛する母のためにも奴隷の身分を抜け出したいと必死に生きていました。そして、ひょんな巡り合わせから負傷したコーサラ軍のブダイ将軍を助けたチャプラは、やがて身分を隠したままブダイの養子の地位を得ることに成功します。その頃、コーサラ国と対立するシャカ国では待望の王子シッダールタが誕生、人々ばかりか地上のあらゆる生き物の祝福を受けます…。(後は映画を観て下さい)


ブッダ02

 巨匠・手塚治虫が10年の歳月を費やした大作マンガを全3部作で完全アニメ映画化するプロジェクトの第1作です。のちにブッダとなるシャカ国の王子シッダールタの葛藤と成長を彼とは対照的に奴隷の身分を偽り出世していく男・チャプラの悲壮な運命と共に描き出します。声の出演はシッダールタに吉岡秀隆、チャプラに堺雅人、そしてチャプラの母とナレーションを吉永小百合が担当してます。


たわごと03
漫画の神様、手塚治虫のライフワーク。
 手塚治虫と言えば日本、いや世界を代表する漫画家。その偉大な彼が亡くなって25年が過ぎました。その彼が「火の鳥」と並ぶ代表作「ブッダ」。もちろん世界三大宗教の一つである仏教の開祖、お釈迦様の一生を描いた名作漫画です。もちろんワタシも「火の鳥」同様、その後の単行本で読みました。そして、待望のアニメ化。出来るだけ漫画に忠実で、当初から三部作として製作されたモノです。今日のアニメもCG合成が主流で、アニメと言ってもその映像は実写映像の様に精密でリアルなものです。しかし、この作品は彼らしさ残すと言う点からか、彼が描いた当時の漫画の雰囲気を残したです。


ブッダ04

手塚アニメのプレッシャー。
 手塚ファンの方には叱られますが、ワタシ的には「手塚作品」の映画版に関しては、未だに納得いく作品を見た事が無いです。もちろん彼の漫画は素晴らしいし完成度が高い。しかし、それを映像化した場合どうなのだろう…。漫画とアニメ、そして実写とは世界が異なる。漫画のままでは映画にはならない。そして多くのクリエーター達も分かっていてもいじれない…。そんなジレンマを痛々しい程に感じてしまいます。この作品も正にその代表的な出来映えとなってしまっている。まだ観ていないPART2も…。


ブッダ03

昔、手塚治虫氏の対談記事で大好きな言葉があります。
私にとって「漫画は奥様」「アニメは愛人」
…どちらも大好きです !

彼らしくないショッキングな発言ですが、そのキモチは…良くわかります。



※肝心の映画は…、手塚先生スミマセン。
6点








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