行き成りですが、ワタシは大林映画が好きです、いや、大好きです。監督との出会いは、最初は「大嫌い」でした。映画デビュー作の「HOUSE ハウス」を観た時は、許せなかった…!
  しかし、あるナイトショーで「廃市」を観た時にすべがわかった気がした。監督の映画への「想い」が、暗闇の中で語りかけてきました。それからは、大林映画の理解者として常に、独りよがりにも人生を一緒に歩んでいます。

いつかみた映画
【其の一】

数多い、大林映画の中でも大好きな逸品。
青春デンデケデケデケ

ポスター

 この映画は、新尾道三部作の第二作目「ふたり」の後に、故郷尾道でなく、瀬戸内海の対岸香川県観音寺市(芦原すなお氏の生まれ故郷)で撮影された大林映画の中でも異色の名作です。ワタシ(徳島)のお隣香川県での撮影。当時、尾道のジャズ喫茶TOMのマスターから一報をいただき、高速道路のない時代に何度も撮影現場の見学に伺いました。今思えば、迷惑な行動です…。監督に直接お許しを頂き、撮影現場を観させて頂きました。初めて見る大林監督の撮影風景、まさに我が人生最良のときでした。
 撮影現場を記録したいと、当時ボーナスを叩いて購入したニコンF4を片手に現場をウロウロ…、ある時、三人組の青年に声をかけられ、行き成り写真を撮ってくれと頼まれました。

デンデケ01

 見ての通り、「青春デンデケ〜」出演メンバー三人です。そして、向かって右端は、白井君役の 浅野忠信さん…もちろん、その時は彼らが誰なのか全く分からず、気安く話しをし、そのチャラチャラした格好と風貌に対して説教をしたような気がします。そして、あの浅野君に「もっとがんばれよ…!」などと言ってしまった気もします。(間違いなく彼は頑張ってます、日本映画界、いや世界の浅野です)。何とも恥ずかしい、世界の浅野に説教をしたワタシが何とも情けない…、あつかましい…、トホホ。

 そんなこんな出来事もあって、この映画は、ワタシの人生に於いても重要なポジョンに位置する一本です。ぜひ、機会があれば観てください。懐かしいだけではなく、進行形の元気映画 ですよ!
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