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カッパのみなソン
Selection vol.274

音楽だけが生きる糧だった
戦場のピアニスト 
2002年 フランス・ドイツ・ポーランド・イギリス


戦場01

 1939年9月ポーランド。ナチスドイツが侵攻したこの日、ウワディクことウワディスワフ・シュピルマンはワルシャワのラジオ局でショパンを演奏していました。街はドイツ軍に占拠されユダヤ人をゲットーへ強制移住させるなどの迫害が始まります。シュピルマン家も住み慣れた家を追われ、ゲットー内のカフェでピアノ弾きの職を得た彼は様々な迫害に遭いながらも静かに時をやり過ごします。しかし、やがて一家を含む大量のユダヤ人が収容所へと向かう列車に乗せられる事に…。(後は映画を観て下さい)



戦場02

 第55回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の感動ドラマです。実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの実体験を綴った回想録を基に戦火を奇跡的に生き延びたピアニストとその生還に関わった人々の姿を過剰な演出を抑え事実に基づき静かに力強く描く。自身もゲットーで、過ごした過酷な体験を持つロマン・ポランスキー監督渾身の1作です。


たわごと03
ヒーローではなく、弱い存在。
 この映画の主人公は、弱くて他人に助けられるばかりです。もし彼が、有名なピニスとではなかったら、他のユダヤ人と同じく強制収容所で働き死んだのかもしれない…。そして彼はヒーローでもなく、勇気を持って人格者でもなく、臆病な者で、自分のことで精一杯の普通の人間なのです。ただ、彼には誰にも負けないピアノがあった…。



戦場03

音楽のチカラ。
 この映画の中で、一番感銘を受けるシーンは、もちろんドイツ軍将校が、主人公の弾いているピアノに感動していた時でしょう。ドイツが負けそうで絶望していながらドイツ軍将校の心境がとても興味深い、そして彼が主人公を助けたのは音楽のチカラでした。





※肝心の映画は…、彼だから描けた戦争。
9点訂正





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