2013.11.03 巨人の星
ドラマのツボ
part.16

スポ根漫画の金字塔 !
巨人の星 1968〜1971年

巨人001

 日本出版界に劇画というジャンルを確立させた名作野球漫画のアニメ化。
アニメ独自の自在な演出・脚色も斬新でした。禁断の魔球・魔送球を使ったがために、読売巨人軍を追われた星一徹…。彼は息子の飛雄馬に夢を託し巨人軍の投手を目指す人生を歩ませる。幾度も一徹に反発し高校野球で複数のライバルと闘いながらもついに巨人軍のマウンドに立った飛雄馬。だが彼は、球質が軽いという、投手としては致命的な欠陥を持っていた…。(後は漫画を読んで下さい)



巨人06

楽天イーグルス、日本一あっぱれ!!
 雨の中の日本シリーズ第7戦、お疲れさまでした。そして創設9年目にしての日本一、楽天イーグルスおめでとうございます。きっと日本中が、楽天の日本一に涙したと思います。巨人ファンのワタシとしても9回裏のマー君のピッチングを見守りました。スポーツ(野球)を通じて日本中が一つとなった瞬間でした。改めてスポーツのチカラを思い知らされました。

そして、40年ぶりの連覇を果たせなかった巨人。
 長嶋監督時代のV2が、なんとも40年前…、王者ジャイアンツでも成し得なかった連覇。しかし、しかし…、10月28日に惜しくも他界した名匠川上哲治監督はご存知の9連覇。巨人、大鵬、卵焼き…。そして「巨人の星」。日本中の少年達が熱狂してみた70年代を代表するテレビアニメです。


巨人05


たわごと03
恐るべし、梶原一騎。
 風貌は、とんでもなく怖いオッサンでしたが、原作の梶原一騎先生の脚本は、非常に繊細で奥が深い「あしたのジョー」「タイガーマスク」「愛と誠」等々。言わずと知れた漫画界の巨匠。そして、この「巨人の星」も少年マガジン連載された彼の代表作。川崎のぼるの絶対的な描写力と奇想天外かつ科学的な魔球。まだ幼かったワタシもアニメ化された星飛雄馬に憧れました。

巨人02

親子のきずな、大リーグボール。
 星飛雄馬は、針の目をも通す絶対的なコントロールで左腕から繰り出す豪速球投手。しかし、その完璧なフォームから投げ込む豪速球には致命的な欠陥「球質の軽さ」がありました。しかし、その欠陥から生み出した「大リーグボール」その魔球こそが、このドラマの本質です。

大リーグボール1・2号は、星一徹の魔送球。
 大リーグボール1号は、飛雄馬の最大の欠点球質の軽さと一徹の魔送球を組み合わせた「バットにあてる」逆発想の魔球。そして、当時大人気だった消える魔球大リーグボール2号は、魔送球のボールの回転と飛雄馬の完璧な投球ホームを活用した究極の変化球。そう、1号・2号は、共に星一徹の「魔送球」がベースとなっています。しかし、今までのフォームを覆してあみ出した、大リーグボール3号は飛雄馬が自分の欠点を最大の武器とした「パットをよける」野球漫画一、地味な魔球。しかし、この地味な魔球こそが、星親子が子離れ、父離れした「きずなの魔球」なのです。


巨人03

是非とも、今晩「巨人の星」を思い出して下さい。






※肝心の映画は…、マー君は「東北の星」なりました!!
8点
















スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kappacinema.blog.fc2.com/tb.php/385-44ec8a9a