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2013.11.02 さびしんぼう
映画的旅情
【其の十一】

尾道三部作、最高傑作 !
さびしんぼう vol.02 1985年 日本

さびしんぼう01

 お寺(西願寺)の住職の一人息子・ヒロキはカメラ好きの高校2年生です。さえない毎日を送るヒロキは隣の女子校で放課後になるとショパンの「別れの曲」を弾く少女に恋心を抱いていました。彼は、彼女の事を勝手に「さびしんぼう」と心の中で名付けていました。年末の大掃除の後、ヒロキの前に、ピエロのような格好をして「さびしんぼう」と名乗る謎の女の子が現れたのでした…。(後は映画を観て下さい)



さびしんぼう02

人が人を恋うるとき人は誰でもさびしんぼう…。
 尾道を舞台に、少年の淡い恋、彼の前に突然現われた少女時代の母親「さびしんぼう」と少年との交流を描いたファンタジーです。山中恒原作の「なんだかへんて子」の映画化で、脚本は「天国にいちばん近い島」の剣持亘、内藤忠司、大林宣彦の共同執筆です。監督はもちろん大林宣彦、美術監督は、舞台となった西願寺にお墓が在る、故・薩谷和夫さん。


たわごと03
毎年、11月3日は「尾道の日」。
 ワタシの大好きな「尾道」。徳島から再々行く事は難しいのですが、最低でも年に一度は行こう、いや還ろうと思い、毎年11月3日(文化の日)は、自分勝手に「尾道の日」と決めて、尾道に還る事にしています。この日は、尾道の街は「ベッチャー祭り」の真っ最中で、街中を鬼達がパレードしています。(NHKの朝ドラで、結構有名になりました)。ただ今年は、明日の天気予報が雨だった為に一日早く行く事に…。



尾道01

久しぶりに「さびしんぼう」を巡りました。
 この写真は、尾道駅より東に位置する「西願寺」の石段です。そう「さびんしぼう」が雨の中のヒロキ帰りを待つ胸を打つ感動名シーン。何年かぶりに来ました。確かここには、初期の大林作品には欠かせない薩谷和夫監督の葬儀も行われました。


尾道04

お〜ぃ、さびしんぼう。
 この西願寺の鐘楼は、この作品中に頻出します。この周りで、現在のお母さんタツ子と16歳のタツ子(さびしんぼう)が追いかけっこをするシーンがコミカルに描かれます。ただ、そんなコミカルな騒動とはウラハラに少年達の悲しくて、切ない青春が「別れの曲」と共に描かれます。

何となく原点に還った…、尾道でした。



ちょつと01

尾道05不思議な、尾道プリン。
 朝ドラ「てっぱん」で、よく食べられていた尾道プリン。そのプリンはと違いますが、その多くのリクエストに答えるように尾道にあらたな名物が登場…? なんとも懐かしい瓶のデザイン、お弁当に付いている「金魚の醤油入れ」。その中身は、瀬戸内名産レモン。甘いプリンに酸っぱいレモン汁…。なんとも尾道らしい懐かしく、ほろ酸っぱい一品です。






※肝心の映画は…、ワタシの心の作品です。
9点訂正

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