いつかみた映画
【其の六十六】

体内の神秘へ挑戦するミクロ人間 !
ミクロの決死圏 1966年 アメリカ

ミクロ01

 物体を細菌大に縮小し長時間体内に浮遊しうる研究を完成したチェコの科学者ヤン・ベネス博士がアメリカに亡命してきました。しかしアメリカへ着くや敵側のスパイに狙われ車に乗っているところを襲われ、博士は脳出血を起こし倒れます。現在のアメリカの医学では博士の研究の初歩の段階までしか進んでいず体中に潜りこむことは1時間しかできなかった。だから、長時間潜行を知るためには1時間だけでも博士の脳内に潜り博士を助けねばならない…。医学史空前の試みがここに挙行される事に…。(後は映画を観て下さい)



ミクロ04この発想、この面白さ!
 SF作家オットー・クレメントとジェイ・ルイス・ビックスビー共同執筆による原作を「情無用の街」のハリー・クライナーがシナリオ化し「海底二万哩」のリチャード・フライシャーが演出したSF映画史に残る名作です。撮影はアーネスト・ラズロ。音楽はレナード・ローゼンマンが担当。出演は「ベン・ハー」のスティーブン・ボイド。



たわごと03
いつかみたSF映画。
 子供の頃テレビの名画劇場で胸ときめかせて観たアメリカ産のSF映画…、海底二万マイル、巨大生物の島、地底探検等々…、そしてこの「ミクロの決死圏」。ミクロ化された人間達が人間の体内に入り治癒する、そして彼らを襲ってくるのは、恐竜でも怪獣でもエイリアンでもなく人体の抗体。素晴らしい発想と創意工夫。そして、サルバドール・ダリがデザインした人体内の映像の不思議。今でも忘れられない1本です。

ミクロ03

手塚治虫にインスパイア。
 この映画が日本で公開されたとき、虫プロダクション製作TVアニメ「鉄腕アトム」にインスパイアされて製作されたという噂があったらしいです。「細菌部隊」のエピソードに似ているそうです。そして、この細菌部隊というエピソードは1948年に手塚治虫氏が「吸血魔団」として発表したマンガ作品が大元でこれを手塚氏自身が1958年に「38度線上の怪物」としてリメイクし、そして1964年にアニメ版の鉄腕アトムのエピソードとして復活した経緯がある話らしいです。鉄腕アトムは「AstroBoy」としてミクロの決死圏製作直前に放映されているそうです。手塚氏の作品が下敷きになった可能性は否定できませんね!?

ミクロ06

そして、キャメロンが…。
※シネマトゥディより
 映画「ミクロの決死圏」のリメイクは2007年ごろから進められており当初からキャメロン監督が関わっていた。リメイク版の監督候補にはローランド・エメリッヒ・ターセムなどの名前が挙がっていたが現在のところは未定で脚本は「エイリアンズvsプレデター」のシェーン・サレルノが手掛ける。ストーリーは、脳内出血を起こした人を救うべく人間をミクロ化して体内から治療しようとするSFアドベンチャー映画でオリジナルはアカデミー美術監督賞および特撮視覚効果賞を受賞した。また「ミクロの決死圏」にインスピレーションを受けて製作されたのが、1987年のスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ジョー・ダンテ監督映画「インナースペース」で、こちらもアカデミー視覚効果賞を受賞している。

今からワクワクします !






※肝心の映画は…、アニメ版「ミクロの決死隊」も好きでした。
9点訂正





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