いつかみた映画
【其の六十四】

長く熱い8月、日本を震撼させた戦慄の24時間 !
皇帝のいない八月 1978年

皇帝01

 政局不安定な198X年の暑い夏の夜、国道4号線で不審なトラックを追跡していたパトカーが銃撃される事件が発生しました。現場に残された弾痕から犯行に用いられたのは自衛隊が保有していない5.56ミリ NATO弾であることが判明し内閣総理大臣の佐橋と内閣調査室長の利倉を驚かせます。数日後、鹿児島で法事に出席していた江見為一郎陸上幕僚監部警務部長は急遽東京への帰還を命じられる。途中博多に寄り娘の藤崎杏子を訪ねた江見だったが杏子の夫で元自衛官の藤崎顕正は数日前から外出している…。(後は映画を観て下さい)



皇帝02原作、小林久三。
監督、山本薩夫。

 もし現代の日本で自衛隊のクーデターが起こったらという構想のもとに、その恐怖と巨大なうねりに翻弄される人間の姿を描く小林久三の原作の映画化です。脚本は「不毛地帯」の山田信夫、渋谷正行。「不毛地帯」を監督した山本薩夫の共同執筆です。監督は同作の山本薩夫。音楽は佐藤勝、当時としては、超豪華メンバーでの社会派超大作です。




たわごと03
その背後にひそむ巨大な陰謀とは…
 1975年頃から始まったブルートレインブーム。この映画「皇帝のいない八月」は、その盛り上がりが最高潮に達した1978年に公開された松竹作品です。寝台特急「さくら」が舞台とあって多くの鉄道ファンが映画館に訪れたそうですが、その内容が余りにもシリアスで壮絶。当時年は珍しい、政治家の陰謀を描いた硬派な物語でした。

皇帝03

 このブログを書きながらも思いました。この映画は非常にマイナーです。ワタシ達の世代でも何れだけの人がこの映画を記憶しているだろうか ? しかし、ワタシの中では結構印象深い日本映画の1本です。高校一年の夏、まだ社会の事も全く分かっていない当時のワタシが、何となく大人へと近づいた映画だった…と記憶してます。




※肝心の映画は…、出来ればBSでオンエアーして欲しい。
カッパ採点7点








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