カッパのみなソン
Selection vol.241

ひとつの願いが、ほんとうに世界を変えた物語。
インビクタス 負けざる者たち
2009年 アメリカ

負けざる01

 1990年アパルトヘイトに反対し27年間も投獄されていたネルソンマンデラがついに釈放されます。そして1994年初めて全国民が参加した総選挙が実施され、ネルソンマンデラは南アフリカ初の黒人大統領に就任します。しかしアパルトヘイト撤廃後も白人と黒人の人種対立と経済格差は依然として解消されず国家はいまだ分断状態にありました。マンデラ大統領にとって国民の統合こそが悲願であり自ら寛容の精神で範を示し国民に和解と融和を呼びかける…、そして翌95年に南アフリカで初開催されるラグビーW杯を国民融和の絶好のチャンスと捉えます。彼は長らく国際試合から閉め出され弱小化していた代表チームのキャプテン、フランソワを官邸に招き国を一つにまとめるためにW杯での優勝が欠かせないと訴えかけます…。(後は映画を観て下さい)



負けざる04
この3人なら保証付き !
「チェンジリング」「グラン・トリノ」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、アパルトヘイト後の南アフリカで開催されたラグビーワールドカップを巡る感動の実話を映画化したヒューマンドラマです。アパルトヘイト撤廃後も人種間対立が残る中、国民が一つにまとまる大きな転機となった自国開催のラグビーW杯での奇跡の初優勝までの道のりをネルソンマンデラ大統領と代表チームキャプテンを務めたフランソワピナール選手との間に芽生える絆を軸に描かれます。主演はモーガン・フリーマンとマット・デイモン。


たわごと03
秋の夜長にふさわしい、味わい深い逸品です。
 物語は、南アフリカがアパルトヘイト撤廃後、反アパルトヘイトの活動家ネルソンマンデラが反逆罪によりなんと27年に及び投獄された刑務所から釈放される場面から始まります。まるでニュース映像を見ているような淡々とした映像。そして釈放されたネルソンマンデラを乗せた車列が通る道路の両側の一方にはグラウンドでラグビーの練習に励む白人達…。反対側の乾いた土のグラウンドでサッカーをする黒人の子供たち…。

負けざる02

この映画のテーマは…
 この映画は深刻な人種差別問題を提示することではなく更にその先に眼がいっています。人種差別の非道さを批判するだけでは何も解決しないという前向きなメッセージを示してくれています。



※肝心の映画は…、秋の夜長にイーストウッド。
8点半








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