いつかみた映画
【其の五十九】

アメリカの魂を、良心を求めた男たち !
イージー・ライダー 1969年アメリカ

ライダー01

 マリファナの密輸で大金を手にしたキャプテンアメリカとビリーは大型オートバイを買い旅に…。2人は自由の国アメリカの幻影を求めてフロンティア精神の母体南部をめざし気ままにオートバイを走らせます。途中1人のヒッピー、ジーザスを同乗させた2人は彼の案内でヒッピー村に入っていった。しかし村の住人たちは行動で自由を表現する2人を拒絶するのでした。再び旅を続けた彼らはラスベガスで警察に留置されてしまった。それは許可なしでパレードに参加しただけの理由だった。そこで知り合った酔いどれ弁護士ジョージと意気統合した2人は彼をつれて謝肉祭を見物すべくニューオリンズへオートバイを走らせます…。
(後は映画を観て下さい)


ライダー02

 真のアメリカを求めてオートバイで放浪の旅に出る2人のヒッピーを描いたアメリカンニューシネマの代名詞的作品です。元々は、馬をバイクに乗り換えた現代の西部劇を目指して創られた作品だが、そこで描き出されたのはドラッグ・カルチャー、余所者への強烈な排他性、そして名ばかりの「自由」という現代のアメリカでした。1969年という時代性を強く反映させているのにもかかわらず、この作品が未だに色褪せないのはそこで描かれていることが実は普遍的なものであり現在でも充分に通用するテーマを内包しているからであろう。本作の大ヒットは低予算で現実的な作品でも優れた商品になる事をハリウッドに知らしめました。


たわごと03
イージ・ライダーの背景。
 隆盛を極めたハリウッド映画は、1950年代急速に普及したテレビに娯楽の王座を奪われ興行収入や観客動員が激減し倒産するスタジオも現れました。いわゆるハリウッド斜陽の時代です。そんな時、無名の監督・若手俳優たちで低予算の映画が次々生まれます。「俺たちに明日はない」「卒業」「真夜中のカーボーイ」等々。これらはアメリカン・ニューシネマと呼ばれその後の世界映画史に刻まれます。その中でも、飛びきりの世界的ヒット作がこの「イージー・ライダー」です。当時の製作費わずか37万ドル低予算で作られたこの映画は世界中で6000万ドルもの興行収入を叩き出したのです!


ライダー05

50歳を過ぎてからのイージーライダー。
 この名作をリバイバルで観た時は、勿論まだ少年でした。何となく全体の世界観は察したものの映画の魂は全く理解できませんでした。そして今、改めての鑑賞…。いゃ〜良いですね。理解するのではなく心で感じるものがあります。

いつの日か、時計を投げ捨てて旅に出よう!
もちろんBGMは「Born to be wild」



※肝心の映画は…、
8点





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