2013.07.22 ふたり
カッパのみなソン
Selection vol.187

新・尾道三部作第一話 !
ふたり 1991年 日本

ふたり00

 ドジでのろまな夢見る14歳の実加は、優しい両親と自分とは正反対のしっかり者の姉・千津子に囲まれて幸せな日々を送っていました。ところがある朝、学校へ行く途中、忘れ物を取りに戻ろうとした千津子は、突然動き出したトラックの下敷きになって死んでしまい、その事故のショックで母・治子はノイローゼ気味になってしまいます。実加はけなげにも姉の代わりを演じようと、ひとり明るく振るまいますが、ある日変質者に襲われかけた実加は、死んだ千津子の幽霊に助けられます…。(後は映画を観て下さい)



ふたり06

赤川次郎 vs 大林宣彦
 赤川次郎の同名小説を「時をかける少女」「さびしんぼう」の大林宣彦監督が映画化した青春ファンタジーです。再び尾道を舞台に描く“新・尾道三部作”の第1作目です。そして、「あした」「あの、夏の日」へと続きます。


たわごと03
大林監督が尾道ファンへの贈物。
 この映画直後の尾道は賑わいました。そして大林映画の聖地としての地位をを完全なモノにしました。もちろんワタシもその頃、何度も尾道へ…。そして当時美術担当の相馬君が描いたロケ地マップを片手に巡業の旅へ。この新・三部作の第1話は、かつての三部作で「尾道」を愛してくれた「尾道ファン」の為に製作された作品かも知れません。毎度おなじみの「喫茶こもん」は、映画中では実名で紹介されます。そして、親友の長谷部真子の実家は、尾道の老舗割烹の「魚信」。もちろん尾道の迷路のような町路地裏…、そんなこんなで、尾道を愛する人たちには、毎度おなじみの「心の光景」が満載です。
※相馬さんとは、確かジャズ喫茶TOMで遅くまで飲んだ事があります。


ふたり05

 ここは、千津子が事故にあった現場です。その頃、このメインロケ地には、中嶋朋子とおなじ髪型をした女の子がたくさん訪れていました。そして、千津子が亡くなったその場所は多くのファンが供養に訪れて花が祀られていました。

久石譲 vs 大林宣彦
 今や超売れっ子の映画音楽家、久石譲。ワタシ的に久石氏の映画音楽は、大林映画と宮崎アニメでの音楽が好きです。もちろん、この「ふたり」の音楽も久石氏が担当されています。大林監督の個性と久石音楽監督の個性とが見事に調和し、それ以上のハーモニーを醸し出しています。そしてエンディングは、もちろん名曲「草の想い」。大林監督となんと久石譲氏の「ふたり」が、歌います。これも尾道ファンへの贈物です。

ふたり03


ちょつと01
密かに応援してます、如水館高校。
 全く映画とは異なりますが…、高校野球のこの時期には、密かに「如水館高校」を応援してます。実は、この高校の校歌「水のように」は、作詩(作詞ではなく作詩らしい…)大林宣彦、作曲は久石譲です。甲子園で勝つとこの「水のように」が流れます。実は、ワタシの母校は、板東英二さんの出身の野球の名門校(野球だけです)ですが、どうしても如水館高校の事が気になってしまいます。全国の尾道ファンも同じ想いだと勝手に思っています…。

もし良かったら聴いてみて下さい
如水館高校 校歌




※肝心の映画は…。
カッパ採点7点







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