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2013.07.03 旅芸人の記録
いつかみた映画
【其の四十六】

壮大なギリシャ現代悲劇。
旅芸人の記録 1975年 ギリシャ

旅芸人01

 軍事政権下、ある時には作品内容を前世紀の田園劇と偽って製作された、旅一座の家族を通じギリシア現代史をパノラミックに総括した壮大な映画の叙事詩です。一家の物語はそのままアトレウス家の古代神話をなぞり、これを39年のメタクサス将軍の極右独裁体制の開始から、ムッソリーニの侵攻、42年の独軍占領、44年の国民統一戦線の勝利し戦後のゲリラ下部組織の掃討から共産派弾圧、52年のパパゴス元帥の軍事政権の誕生までの歴史事実を生々しく介在させ政治の荒波に翻弄される画面外の民衆の息吹すら感じさせる偉大な作品です。


旅芸人02

12人の旅芸人が生きた14年の歴史。
 神話の人物たちが現代ギリシャの旅芸人となって蘇ります。ギリシャ全土を巡業しながら、1939年から1952年までの14年間の圧制と占領と反乱の生々しい歴史をたぐいまれな詩の力でスクリーンに記録しています。

旅芸人04

たわごと03
睡魔と戦った232分。
 この前、本棚を片付けていた時に懐かしい映画のパンフレットが出て来ました…。当時は映画を観にいくと必ず映画のパンフレットを買っていました。(最近はパンフレットを買った記憶がないです)調べたい時は、当たり前ですがインターネットで、手軽に情報が手に入ります。
 そして、そのパンフレットからあの名作「旅芸人の記録」の色褪せたパンフレットと再び出会う事となりました。30年以上前に観た社会派映画の代表作です。確か当時は、この頃は、この手の映画を背伸びして進んで観に行きました。しかし、正直この「旅芸人の記録」だけは当時全く分かりませんでした。淡々とと進む物語。そう歴史的背景が全く分かってない当時の若造がこの社会派映画を身の資格がありませんでした。まさに約4時間、睡魔との戦いだった事だけをよく覚えています。

今こそ観るべき映画。
 分からないながらも、観る事のも映画の良さ。そして、その時の状況や重ねた経験で観直す事は、もっと素敵な事です。この映画は、何時か必ず観直さなければならない1本です。


ちょつと01
追憶「追憶」が届きました。
 今日、Amazonからワタシの大好きな作品「追憶」が届きました。待望のブルーレイが、再リリースされたので早速、購入させて頂きました。この映画も年を重ねる程、より深いものとなる名作です。ゆっくり味わいながら鑑賞し直します。





※肝心の映画は…すみません今のワタシでは評価できません。
カッパ?点






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