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2013.06.26 悪魔の手毬唄
いつかみた映画
【其の四十四】

金田一耕助シリーズ最高峰 !
悪魔の手毬唄 1977年 日本

手毬00

 古い因襲に縛られ文明社会から隔離された岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村。青池歌名雄は葡萄酒工場に勤める青年です。歌名雄には由良泰子という恋人が…、仁礼文子もまた歌名雄が好きでした。この由良家と仁礼家は昔から村を二分する二大勢力でした。しかし20年前に恩田という詐欺師にだまされ、それ以来由良家の勢いはとまってしまい逆に仁礼家が前にもまして強くなっていました。その時、亀の湯の源治郎、歌名雄の父親が判別のつかない死体でみつかります…。(後は映画を観て下さい)


手毬唄04

石坂浩二の金田一耕助シリーズ第2弾。
 文明社会から隔離され古い因習がいまも力を持つ鬼首村。そして村に伝わる手毬唄…。その歌詞に見立てた殺人事件が発生する。事件解決を依頼された金田一耕助。やがて事件の背後に村を二分する二大勢力、由良家と仁礼家の存在が浮かび上がってくる。金田一は真犯人を見つけ出すため、失われた手毬唄の秘密を追う事に…。


たわごと03
シリーズ最高傑作と呼ぶに相応しい作品。
「犬神家の一族」が大ヒットし空前の横溝ブームを巻き起こした角川春樹は第2弾として「人間の証明」を製作し新たに森村誠一を売り出しました。しかし折角の横溝ブームを見過ごすのは勿体ないと、東宝が単独で金田一シリーズ第2弾として製作したのが、この「悪魔の手毬唄」です。製作・監督、市川崑。主演、石坂浩二…東宝のドル箱シリーズがはじまりました。そしてこの第2弾は前作程の大作でないのですが、ある意味肩の力が抜けた素晴らしい出来映えです。ワタシもこのパート2が映画版では一番好きです!!

横溝正史の世界観。
 この映画だけではなく、この金田一耕助シリーズは、日本の風土、日本人の心情を巧みに織り込んだ、日本人の「心と魂」が存在します。昭和から平成、いかなる時代に於いても繰り返し映像化される事だと思います。

手毬唄03


ちょつと01
思い出してください…
これが、あの恐ろしい手毬唄です。


うちの裏の前栽に雀が三羽とまって 一羽の雀が言う事にゃ言う事にゃ
おらが在所の陣屋の殿様 狩好き酒好き女好き わけても好きなが女でござる
女だれが良い升屋の娘 升屋器量よし蟒蛇娘 升で量って漏斗で飲んで
日なが一日酒びたり酒びたり それでも足りぬと返された

うちの裏の前栽に雀が三羽とまって 二番目の雀が言う事にゃ言う事にゃ
おらが在所の陣屋の殿様 狩好き酒好き女好き わけても好きなが女でござる
女だれが良い秤屋の娘 秤屋器量よし爪長娘 大判小判を秤に掛けて
日なし勘定に夜も更けて夜も更けて 寝る間も無いとて返された

うちの裏の前栽に雀が三羽とまって 三番目の雀が言う事にゃ言う事にゃ
おらが在所の陣屋の殿様 狩好き酒好き女好き わけても好きなが女でござる
女だれが良い錠前屋の娘 錠前屋器量よし小町でござる 小町娘の錠前が狂うた
錠前狂えば鍵合わぬ鍵合わぬ 鍵が合わぬと返された



※「よし、わかった !」肝心の映画は…。
七点半


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