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2013.06.22 祭りの準備
いつかみた映画
【其の四十三】

アート・シアター・ギルド(ATG)の名作 !
祭りの準備 1975年 日本

祭00

 昭和30年代初め、高知県中村市。二十歳の沖楯男は、この町の信用金庫の外勤係であるが、毎日東京へ出てシナリオ作家として身を立てることを夢みていました。しかし母のときよは女狂いの夫・清馬と別居していて、一人息子の楯男を溺愛するあまり離そうとしませんでした。楯男には心の恋人涼子がいるのですが、彼女は政治運動に熱を上げており、シナリオを書く楯男にとっては常に片思いの存在でした…。(後は映画を観て下さい)


祭04

 本作で脚本も担当している中島丈博の半自伝的小説を「竜馬暗殺」の黒木和雄監督が映画化。南国土佐の自然を背景に、一人の青年が様々な経験を通して成長するさまを描いたヒューマンドラマです。


たわごと03
わが町も祭りの準備。
 ワタシの住む徳島は、ご存知「阿波おどり」の街。ジメジメとした梅雨の時期に祭りの準備が始まります。徳島市内のあちらこちらで阿波おどりの二拍子が聞こえて来ます。イベント的になった阿波おどり本番はあまり好きではないのですが、今の時期の踊りの練習風景は大好きです。そして、この「ぞめき」を聞いてふとATGの名作「祭りの準備」を思い出しました。


原田芳雄のバンザイ !
 この映画で何と言っても印象的なのはあのラストシーン。殺人容疑で追われている原田芳雄(利広)が、江藤潤(楯男)に贈る万歳三唱。当時若かったワタシは、明確な意味も分からないながら、心がざわめいた事を鮮明に覚えています。

祭01


ちょつと01
 中島丈博監督は本作以外にも、戦時中に小学生のタテオが京都から高知県中村市に疎開し地元組と疎開組の少年たちの抗争と性の目覚めを描いた小説「野蛮な詩」。中島監督の製作・脚本・監督で中学時代を描いた映画「郷愁」。また「祭りの準備」の続編とも言える「独身送別会」(1988年NHK銀河テレビ小説)があります。




※肝心の映画は…
9点訂正





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