2013.05.31 かぞくのくに
カッパのみなソン
Selection vol.152

25年が経過して、兄があの国から帰ってきた…
かぞくのくに  2011年 日本

かぞく00

 1959年から20数年間にわたって、在日朝鮮人とその家族が日本から北朝鮮へ集団で移住する「帰国事業」が行われていました。1970年代に16歳でこの帰国事業に参加して北朝鮮に移住したソンホが、1997年、脳腫瘍の治療のために25年ぶりに日本に再入国を果たす事に。しかし期間はわずか3ヵ月だけ。日本で自由に生きてきた妹のリエはそんな兄との再会を心待ちにしていました。しかし久々の家族団らんのはずがソンホの隣には見知らぬ男性が監視役として同行されていました。そんな中、肝心の治療は3ヵ月では責任が持てないと医師に断られてしまうソンホ…。(後は映画を観て下さい)


かぞく04


たわごと03

かぞく02家族を守る…。
 ドキュメンタリー「愛しきソナ」等で自らの家族の物語を見つめてきた在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が自らの実体験をベースに今度は自身初のフィクションとして撮り上げた感動の家族ドラマです。2つの国の間で翻弄される人々の悲しみと複雑な思いを丁寧に描きます。主演は「愛のむきだし」の安藤サクラと「空気人形」の井浦新。共演に「息もできない」のヤン・イクチュン。


かぞく07

なんと切ない、別れのシーン。
 この映画を興味本位で語る事は出来ません。同じ人間なのに、別世界での暮らし。ヤン監督の映画と言うより、心のメッセージを観て頂き、恥ずかしながら無知な自分を嘆いてしまう…。そして感じるだけで何も出来ない苛立たしさ…。何よりも印象的なのが、ラストの別れのシーン。なんとも切ない、そして超リアルな別れ…。安藤サクラの魂の演技を魅せて頂きました。

★2012年 第86回キネマ旬報 第1位
★安藤サクラ 主演・助演賞受賞



9点訂正






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