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2020.09.04
カッパのみなソン
Selection vol.1206



めぐり逢う、ふたつの物語。
 2020年日本



糸01

 平成元年生まれの高橋漣と園田葵は、13歳の時に運命の出会いを果たす。互いに愛し合い、駆け落ちまで決行する2人だったが、すぐに大人たちによって引き離され、そのまま離ればなれに。8年後、友人の結婚式で再会した漣と葵だったが、既に別々の人生を歩み始めていることを確認しただけで終わる。もう決して交わることはないと思われた2人だったが…。(後は映画を観て下さい。)



糸02

 中島みゆきの名曲『糸』をモチーフに、運命に引き離された男女が、それぞれに平成の時代を生き、やがて再びめぐり逢うまでの長い道のりを菅田将暉と小松菜奈の主演で映画化した感動ラブストーリーです。共演に斎藤工、榮倉奈々。監督は「8年越しの花嫁奇跡の実話」の瀬々敬久。



糸05


たわごと03
めぐる時代にファイト!
 平成元年に生まれた男女…の18年間を平成史とともに描いていく壮大なラブストーリーです。タイトルは、ズバリそのまんま『糸』。今や誰もが知る中島みゆきさんの名曲ですよね。ただワタシ的には『糸』と言うより『時代』を連想し…、劇中で二度もカラオケで歌われる『ファイト!』で泣きました。激動の昭和ではなく、混迷の平成を生きる若者たちの単なるラブストーリーではなく、時代を織りなす運命の恋をリアルに描いてます。そして主演の菅田さんと小松さんは、もちろん、共演者たちが中々渋い、斎藤工、榮倉奈々、山本美月、高杉真宙・馬場ふみか、倍賞美津子、永島敏行、竹原ピストル・二階堂ふみ(友情出演)、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加、成田凌、等々かなり個性的な方々が当たり前のようにそれぞれの人生を織りなしている。そして驚いたのが、最後の街頭無インタビューのシーンでは、本当にチョイ役で、あの傑作『岬の兄弟』の主演女優、和田光沙が一般市民の役で出演。一見王道とも感じさせるこの映画に、これだけの個性派俳優をキャスティングできる瀬々敬久監督の力量を改めて思い知らされました。



糸03


カツ丼には、涙がよく似合う?
 個性派たちが共演と書きましたが、もちろん主役のお二人もかなりの個性派。菅田将暉さん関しては、別格の存在感と安定感でしっかりと彼らしさを表現してくれてます。そしてなんとも注目は、ワタシの一押しの小松菜奈さん。もちろん日本映画を代表する若手女優さんの一人なのですが、この作品で彼女の評価はワンランク上がったと言っても過言ではないと思います。特にお勧めのシーンは、いろんな事があって思い悩んだ彼女が、シンガポールの小汚い日本料理屋台で、「不味い」と呟き、カツ丼を泣きながら頰張るシーン。このシーンだけで「観に来て良かった」と思わずもらい泣きしちゃいました。そして成田凌さんの歌う、と言うか吠える『ファイト!』も最高です。



糸04



※カッパの勝手な採点は…、
次の日、『かつや』でカツ丼食べました?
8点



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