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カッパのみなソン
Selection vol.1195



僕はいつも、知らんぷりしていた。
こどもしょくどう 2018年日本



こども01

 小学5年生のユウトとタカシは幼なじみの親友同士。しかし母子家庭のタカシは母親の育児放棄に遭っていて、食堂を営むユウトの両親は、そんなタカシを心配して頻繁に夕食をふるまっていた。ある日、ユウトとタカシは河原で父親と車中生活をしている姉妹に出会う。やがて姉妹を不憫に思ったユウトは、2人にも食事を出してほしいと両親に願い出る。姉のミチルは遠慮がちだったが、幼い妹は素直に喜んでいた。その数日後、姉妹の父親は行方をくらまし、行き場をなくしてしまう姉妹だったが…。(後は映画を観て下さいね)



こども02

 格差が広がる日本社会で、子どもの貧困対策として注目を集めている“こども食堂”をテーマにしたヒューマンドラマです。大衆食堂を営む夫婦の息子の目を通して、現代の日本で見過ごされがちな弱者の存在に光を当てるとともに、“こども食堂”の意義をやさしい筆致で描き出す。主演は「ひまわりと子犬の7日間」の藤本哉汰、共演に鈴木梨央、浅川蓮。常盤貴子、吉岡秀隆、石田ひかり、降谷建志が脇を固めます。監督は「火垂るの墓」の日向寺太郎。



こども04


たわごと03
子どもは、親を選べない…
 2015年「国民生活基礎調査の概況」によると、相対的貧困率は15.6%、子どもで13.9%、日本の子どもの7人のうち1人は貧困という現実。誠に恥ずかしながら、この映画を観てから、この現実的な数値を知る事となりました。さて、肝心のこの映画なのですが、物語は至ってシンプルなのですが、かなり奥が深い。何よりも大人目線ではなく、あくまでも子ども目線で描いているのが素晴らしい。主人公の少年ユウトは、何処にでも居る小学生。幼なじみのタカシとは、いわゆる「いじめられっ子」。ユウトは、そんなタカシが、仲間達にいじめられてても、見て見ぬふり…。でも決してキライじゃない、いわゆる傍観者。(きっとワタシもこんな少年だった…) ある日、パンを万引きする少女ミチルとヒカル姉妹に出会う。彼女たちの様々な現実と苦悩、そして少しずつ変化していく、少年たちの思い…。そうこれは、子供たちの心の映画、そして「子ども食堂」は、ひとつの小さな答えであり、大いなる希望…。心の本質は、きっと子供(当事者)たちしか、分からないのだと思う。数々の現実と、様々な問題定義をギッシリと詰め込んだ意欲作です。ワタシ的には、映画を教育に…は余り好きじゃないけれど、この映画で先生と生徒、一緒に語り合ったらどうでしょうかね?



こども03


ちょつと01
映画のチカラを信じたい。
 もちろんこの映画からではなく、この様な地道な活動からなのでしょうが、全国に「子ども食堂」が増え続けているそうです。1年間(2018〜19)で約1,400ヶ所増えて、全国に少なくとも3,718ヶ所も!先日亡くなられた、大林宣彦監督が語っていた、「映画で未来は変えることが出来る」…、なのかも知れませんね!

こども05
「NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」様のデータです。



※カッパの勝手な採点は…、
心の壁を取り除こう!
七点半


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