2020.04.11
サヨナラ、監督…

episode.11

サヨナラ、我が最愛の映画人…

遂に、この悲しい出来事を書く時が来てしまった…、昨晩、我が最愛の映画人「大林宣彦監督」がお亡くなりになりました。実は、今日4月11日は、我が心の古里「尾道」に行く(還る)予定としてました…、しかしバカヤロー「コロナ」のために、世間一般の方々に猛反対を頂き仕方なく断念したとたんに、この訃報…。きっとコロナの影響で人(観光客)の少ない千光寺の桜が悲しげに散っているのだと思いながら監督を偲ぶことにしました。
最新作、尾道ロケの「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の公開予定日に亡くなってしまった監督。本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました。私にとって貴方は、いち映画監督ではなく、人生の道標のような存在でした。大嫌いだった初期頃の作品、ある作品から彼の想いが伝わり、大嫌いが大好きに、そして大林映画の聖地「尾道」との出会い…。私にとっての「尾道」は、まさに「関係人口」の見本のような存在。幾度訪れただろうか?尾道へ…。キラキラ光る逆光の海、汗をかきながらの坂道の路地、時折出会う街のネコたち、路地の合間から漂う生活の香り…、そして映画の足跡。そう尾道は、往くところではなく、還るところ。そして、日々の暮らしの中で、諦めかけた夢とか憧れをもう一度リバースしてくれる少年の街。
恥ずかしながら大林監督には、無理言って何度かイベント等に協力したて頂いた時もありました…。一番の想い出は、徳島の片田舎の小さな町の小さな劇場で行った「大林宣彦映画祭in貞光」。これは凄かったです。まさに現代版のニューシネマパラダイスでした。昭和初期の当時のままの「村の映画館」で、3日間「大林作品のフィルムマラソン」、そして極めつけは、古ぼけてもまだ現役のスクリーンの前での映画的フリートーク。そしてその晩、町の小さな旅館で、地元スタッフと私、そして大林夫妻とでの映画的祝宴。(製作秘話を存分に聞かせて頂きました)人生最良の3日間を今でも鮮明に覚えてます。
そんな数々の出来事も、今はもう想い出…、ただ彼は映画監督・映画作家です。確か監督が言ってました。「映画で過去は変えられないが、未来は変えることが出来る。」監督が生み出した、限りなくエネルギッシュな数々の作品は永遠です。きっときっと、監督の想いは、映画と共に生き続けます。本当にお疲れ様です、ありがとうございました。
私もまずは、今をがんばります。バカヤローコロナに負けないように!
監督、お楽しみはこれからですよね!
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ふたり という映画が(ドラマ?)が好きでした。
草の想いという劇中歌が好きでした。
大林監督の影響で まんまと尾道があこがれの場所の一つになりました。
監督亡き後も監督の映画と尾道のファンは増えることでしょう。
草の想いという劇中歌が好きでした。
大林監督の影響で まんまと尾道があこがれの場所の一つになりました。
監督亡き後も監督の映画と尾道のファンは増えることでしょう。
2020/04/13 Mon 08:06 URL [ Edit ]
映画カッパ
ウーロンパンダさんコメントありがとうございます!!
新・尾道三部作 第一作「ふたり」良いですよね、
この映画は、NHK特番ドラマ2部作として先にオンエアーされ、
再編集して劇場版へと…
テレビは壮大な予告編という大胆な切り口で製作されました。
エンディングで流れる「草の想い」は、作詞:大林宣彦、作編曲:久石譲で
なんと、彼らふたりがデュエットしてます。
「ふたり」「青春デンデケ〜」「はるかノスタルジィ」この頃が
一番安定した作品を提供した時期でしたね!!
新・尾道三部作 第一作「ふたり」良いですよね、
この映画は、NHK特番ドラマ2部作として先にオンエアーされ、
再編集して劇場版へと…
テレビは壮大な予告編という大胆な切り口で製作されました。
エンディングで流れる「草の想い」は、作詞:大林宣彦、作編曲:久石譲で
なんと、彼らふたりがデュエットしてます。
「ふたり」「青春デンデケ〜」「はるかノスタルジィ」この頃が
一番安定した作品を提供した時期でしたね!!
2020/04/13 Mon 09:31 URL [ Edit ]
つかりこ
とうとう、逝ってしまいました。(泣)
渾身の遺作、世に出るのを見たかったでしょうね。
最後に、「戦争」という、ヒトの大きな課題に取り組まれましたが、
このタイミングでの旅立ちは、いみじくも、新たに人類の課題となる
災害(ウイルス含む)問題や環境問題、グローバル経済の含む問題などを
強く記憶に残すものとなったような気がします。
監督がまだまだ生きてたなら、2020年以降どんな作品を作ったか、
ぜひ観てみたかったです。
残念です。
渾身の遺作、世に出るのを見たかったでしょうね。
最後に、「戦争」という、ヒトの大きな課題に取り組まれましたが、
このタイミングでの旅立ちは、いみじくも、新たに人類の課題となる
災害(ウイルス含む)問題や環境問題、グローバル経済の含む問題などを
強く記憶に残すものとなったような気がします。
監督がまだまだ生きてたなら、2020年以降どんな作品を作ったか、
ぜひ観てみたかったです。
残念です。
2020/04/13 Mon 14:51 URL [ Edit ]
映画カッパ
つかりこさん、コメントありがとうございました。
映画で世界を平和にする…
監督の志、そして痛々しい程のメッセージ映画。
確かに、一般の方からは中々理解し難い、晩年の作品たちですが、
この時期、このタイミングでの訃報。
監督の生き方、生き様が映画の様に感じられます。
最新作、早く観てみたいです!!
映画で世界を平和にする…
監督の志、そして痛々しい程のメッセージ映画。
確かに、一般の方からは中々理解し難い、晩年の作品たちですが、
この時期、このタイミングでの訃報。
監督の生き方、生き様が映画の様に感じられます。
最新作、早く観てみたいです!!
2020/04/14 Tue 11:57 URL [ Edit ]
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