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2019.11.07 運び屋
カッパのみなソン
Selection vol.1175



クリント・イーストウッド最高傑作。
運び屋 2018年アメリカ



運び屋01

 退役軍人のアール・ストーンはデイリリーというユリの栽培に情熱を燃やし、園芸の世界では一目置かれる存在だったが、その代償として家族をないがしろにしてしまい、90歳になろうとする今は家族との間に埋めがたい溝を抱え、孤独な日々を送っていた。やがて農園の経営も行き詰まり途方暮れるアール。そんな時、“車の運転をするだけで大金がもらえる”という仕事を紹介される。最初は荷物の中身を知らずに運んでいたアールだったが、ほどなくそれが大量のドラッグであることに気づく。それでも90歳の老人が疑われることはほとんどなく、順調に仕事をこなしていくアールだったが…。(後は映画を観てください。)



運び屋00

 巨匠クリント・イーストウッドが「グラン・トリノ」以来となる監督・主演で贈る実録犯罪ドラマです。大量の麻薬の運び屋として逮捕されたのは、著名な園芸家でもあった孤独な老人だったという前代未聞の実話をモチーフに、仕事一筋だった主人公が、思いがけずメキシコの麻薬組織に雇われ、運び屋という危険な犯罪に手を染めたことで、いつしか自らの人生と改めて向き合わざるを得なくなるさまを、長年顧みてこなかった家族との関係とともに、ユーモラスなタッチを織り交ぜ描き出す。共演はブラッドリー・クーパー、アンディ・ガルシア、ダイアン・ウィースト。



運び屋02


たわごと03
タイトルは、地味ですが…。
 劇場での予告編、そして何よりも地味なタイトル…。何ですが、さすがイーストウッドです、全く地味でなく、むしろエネルギー全開のビンビンの意欲作。そして、もちろん面白い。簡単に言いますと、好き勝手に家庭を顧みなかったことから、孤独で、お金にも困っているアール(クリント・イーストウッド))は、メキシコの麻薬カルテルから、「運転するだけで良い」と運び屋を持ちかけられます。アールの運転は法令順守、おまけに年寄りと言う利点も生かし、仕事に順応して楽しむ余裕…、そして度胸もあり、その辺の悪党どもも、なんのその…、まぁ、それぁ、天下のクリント・イーストウッドですもの、年を重ねて、シワだらけでも、彼は、彼なんです。映画と彼自身が見事に重なり合い、ある意味反則的なアドバンテージで物語をより深いものとして魅せてくれます。正義そして罪悪感、もちろん人としての誤ち…。それでも生きる素晴らしさや大切さを映画人イーストウッドが教えてくれますよ、ぜひご覧くださいね!



運び屋03


※カッパの勝手な採点は…、
彼そのものが、映画だ!
8点




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