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カッパのみなソン
Selection vol.1169



体は不自由、心は自由!
こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 
2018年日本



バナナ01

 北海道札幌市。34歳の鹿野靖明は幼い頃から難病の筋ジストロフィーを患い、今では体で動かせるのは首と手だけ。24時間体制の介助が必要な体にもかかわらず医師の反対を押し切り、病院ではなく市内のケア付き住宅で、大勢のボラ(ボランティア)に囲まれながらの自立生活を送っていた。ボラたちはワガママ放題の鹿野に振り回されることもしばしばだったが、誰もが彼の人間的な魅力の虜になっていた。医大生の田中もそんなボラの一人。そんな中、田中の恋人・美咲がたまたま鹿野宅を訪れたところ、いきなりボラとして手伝いをさせられるハメに。しかし、鹿野のわがまま過ぎる振る舞いに、たちまち衝突してしまう美咲だったが…。(後は映画を観て下さいね)



バナナ02

 重度の筋ジストロフィーのために人の助けなしでは生きられないにも関わらず、自ら大勢のボランティアを集めて長年にわたって自立生活を続けた札幌在住の鹿野靖明さんと、彼のもとに集ったボランティアたちとの交流を綴った渡辺一史の傑作ノンフィクションを「探偵はBARにいる」「恋は雨上がりのように」の大泉洋主演で実写映画化したヒューマン・コメディ。普通の障害者ならば遠慮してしまいそうなことでもずけずけと要求するワガママぶりで周囲を振り回しながらも、自由と夢のために必死に生きる主人公と、その傍若無人な態度に反発しながらも少しずつ障害者の自立の意味を学び成長していく新米ボランティアの交流をユーモラスなタッチで綴る。共演は高畑充希、三浦春馬。監督は「陽気なギャングが地球を回す」「ブタがいた教室」の前田哲。



バナナ04


たわごと03
命がけのわがまま…。
 今まで、何度、いわゆる「難病」をモチーフとした映画(主に邦画)を観てきただろうか?ワタシ的には、非常に不謹慎なのですが、この切り口&テーマは、一寸苦手…。TSUTAYADISCUSさんから送られてきて、今回もかぁ…、と思いながら、失礼ながら渋々とディスクを回しました。ハイ!スミマセンでした。ワタシが間違ってました。これ、凄く好きです、いや好きになりました。大泉洋さんと高畑充希さん、そして三浦春馬さん。ありがとうございました!この難しいテーマ、なおかつ「実話」を…、彼らだから何の違和感もなく鑑賞できました。演技と言うより「そのまま」のあなたたち…、俳優の個性(キャラ)をそのまま活かした見事な演出。特に主演の大泉洋さんに関してはさすがですね、言いたい放題で憎たらしい主人公を、彼らしく軽やかに演じてくれます。ただ、もちろん根底は「軽やか」でも「穏やか」ではなく、毎日が命との戦い、そして生きるために「命がけのわがまま」を言う。それに応えるボランティアもまた、命がけ…。心と心のぶつかり合いで可能性を見いだしていく。不幸にも障がいを持つ者、それを支える家族・ボランティア、そして社会。もちろんこの映画でも、それに対する答えは見出せませんが、生きるパワーを貰った気がします。これも映画のチカラですよね!



バナナ03


※カッパの勝手な採点は…、
みんなが、輝いてた!
七点半


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