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カッパのみなソン
Selection vol.1104



待ってられない未来がある。
時をかける少女 Vol.02
2006年日本



時かけ01

 明るく元気な高校2年生、紺野真琴は、優等生の功介とちょっと不良な千昭と3人でいつもつるんで野球ばかりして楽しい毎日を送っていました。そんなある日の放課後、真琴は理科準備室で、突然現れた人影に驚いて転倒してしまう。その後、修復士をしている叔母・芳山和子のもとへ自転車で向かった真琴は、ブレーキの故障で踏切事故に遭ってしまう。死んだと思った瞬間、真琴はその数秒手前で意識を取り戻す。その話を和子にすると、和子は意味ありげに、それは“タイムリープ”といって年頃の女の子にはよくあることだと、冗談とも本気ともつかない説明をするのだった…。(後は映画を観て下さい)



時かけ00

細田監督、フリーランス第1作目!
 これまでに何度も映像化されてきた筒井康隆の名作ジュブナイルを初のアニメ映画化。あるきっかけで、過去に遡ってやり直せる“タイムリープ”という能力を身につけたヒロインの淡い恋の行方と心の成長を丁寧な筆致で綴ります。監督は、今話題の「未来のミライ」の細田守。



時かけ02


たわごと03
時をかける、クソ親父!
 細田監督の最新作「未来のミライ」がいよいよ公開。てなことで「TSUTAYADISCUS」で最新リリース版の「時をかける少女」をレンタルし、マイシアターで即鑑賞…、あれ、あれ、なんと同時間に日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」でも…、2階マイシアターも、1階のリビングも、窓から見えるお隣のリビングでも「時かけ」が…、何となくうれしいような勿体ないような複雑な気分での鑑賞となりました。さてさて、このアニメ、もちろんワタシの大好きな大林宣彦監督の代表作をリメイク…。ではなく、それから20年後を描いた新たな物語なのです。



時かけ003

描かなければ、ならない理由。
 そもそも、今をときめく細田守監督は、角川アニメ第2弾「少年ケニヤ」(大林宣彦監督)で、一般公募企画で合格したアニメーターでした。しかし、当時彼は、まだ高校生…、合格していたものの受験等の理由で作品制作にやむ無く参加することが出来なかったと言う縁ある作品なのです。だから、こそ、この「時をかける少女」が、それ以上の「大林愛」で溢れているのでしょうね!



時かけ04

美術監督、山本二三。
 そして、なによりも素晴らしいのは、この作品の背景画ではないでしょうか。そうなんです、日本アニメ界の重臣・山本二三美術監督が描く夏の風景。山本二三氏は、東京デザイナー学院を卒業後、東映系の美術スタジオを経て、日本アニメーションに入社。宮崎駿が演出した「未来少年コナン」で初の美術監督をつとめ、その後も高畑勲や宮崎駿の作品の多くに美術監督や背景として参加しています、正に日本アニメ界の「根っこ」の様な方です。特にボリューム感のある雲の描き方に独特のスタイルがあり、「二三雲」と呼ばれています。もちろん、この作品でも「二三雲」が全開ですよね!


※カッパの勝手な採点は…、
この空の青さが、思春期ですよね!
8点





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