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美味しい映画
 【其の十八】



その再現に挑むのは、愛を知らない天才料理人。
ラストレシピ  ~麒麟の舌の記憶~
2017年 日本



レシピ01

 絶対味覚=“麒麟の舌”を持つ佐々木充は、依頼人が人生最後に食べたい料理の再現を請け負う“最期の料理人”として知られる男。ある日、中国料理界の重鎮・楊晴明から破格の依頼が舞い込む。それは、かつて満州国で天才料理人・山形直太朗が考案したという伝説のフルコース“大日本帝国食菜全席”のレシピを再現してほしいというものだった。当時、山形の助手として楊もメニュー作成に協力していたが、太平洋戦争開戦直前に山形はレシピとともに消息を絶ってしまったのだった。こうして山形を巡る謎を解き明かし、幻のレシピの再現に挑むことになった佐々木だったが…。(後は映画を観て下さい)



レシピ02

 「料理の鉄人」をはじめ数々の人気テレビ番組の演出を手がけた田中経一の小説家デビュー作を「おくりびと」の滝田洋二郎監督、「母と暮せば」の二宮和也主演で映画化した歴史ヒューマンミステリーです。どんな味でも再現できる絶対味覚“麒麟の舌”を持つ主人公が、1930年代の満州で天皇の料理番が考案した幻のフルコースの再現を依頼されたことから思いも寄らぬ歴史の運命に巻き込まれていくさまを現代と過去それぞれの物語を通して感動的に描きます。共演は西島秀俊、綾野剛、宮崎あおい、竹野内豊。



レシピ00



たわごと03
その味が、失われた時をつなぐ…。
 久しぶりに観させて頂いた食欲をそそる映画です。そして久しぶりに、我がブログのカテゴリー「美味しい映画」のタイトルを付けさせて頂きました。2000年初頭、佐々木充は一度食べた料理を再現できる「麒麟の舌を持つ男」…。完全主義を目指し、レストランをつぶしてしまい、借金を返すため、依頼を受けて想い出の料理を再現する仕事を請け負っている。そんなある日、中国のトップ料理人楊清明から、日本軍の特命を受けた料理人山形直太朗が作った幻のレシピ「大日本帝国菜食全席』の再現を依頼され、5千万という金額に惹かれ請け請け負うことに…。非常にミステリアスで、壮大な切り口で物語は進んで行きます。ただ、謎解きが進んで行くうちに、だんだんと壮大さが薄れ、最初の世界観が小さくなっていく。まぁ、それはそれで、結構面白いのですが、国家を巻き込むほどの陰謀と命をかけたレシピ、ワタシ的にはもう少し壮大なラストが観てみたかった気もします。もちろん、映画職人・滝田洋二郎監督ですので、完璧な映画構成と完璧な演出。こだわり抜いた料理映像は必見です!!


レシピ05
↑冒頭で、二宮和也演じる料理人・佐々木充が作る「オムライス」

レシピ03
↑“日本と他国の料理の融合”を見事に体現した料理

レシピ04
↑大切な思いが集約したビーフカツサンド



※カッパの勝手な採点は…、
…ごちそうさまでした。
カッパ採点7点




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