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2017.09.24 男木島 
映画的旅情
【其の二十三】


極上のノスタルジック
いつか見た、男木島
2017年 9月



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 香川県高松市沖にぽっかり浮かぶ男木島(おぎじま)。最近では「猫の島」で、かなり有名になりましたが、知らない人は全く知らない、地元の香川県の方にも、あまり馴染みのない島でした…、もちろんお隣の我徳島でも「瀬戸内国際芸術祭」がなかったら、全く知る事がなかった孤島。しかし、ワタシ的には、かなり前から興味津々の島なのです。そして、やっとその憧れの「男木島」に行くことができました。昨年の「瀬戸内国際芸術祭」では、豊島と直島しか行くことができず、やっとの事で、夢叶い真新しいカメラ片手に日帰り小旅行を決行しました!



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もちろん、猫さんが…。
 高松港から女木島(鬼ヶ島)経由で、フェリーで約40分…。船を降りると、さすがは「猫の島」ですね、いきなりの猫さんたち。もちろん片耳を少しカットされた「地域猫」たちが大歓迎してくれます。「超猫バカ」のワタシとしては、もうこれだけで大満足。持参してきた、キャットフードを片手に「猫島・男木」を散策させて頂きました。



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↑猫好きには、たまりませんね〜

もう一つの楽しみは、映画のロケ地。
 瀬戸内海には、映画やドラマの舞台となった島が数々あります。そしてこの男木島のシンボルの灯台は、木下恵介監督の名作「喜びも悲しみも幾歳月(1957年公開)」のロケ地なのです。そして日本の灯台50選にも選ばれた「男木島灯台」。フェリー乗り場から、島を半周するように北に歩いて約30分ほどの距離を汗をかきながらの散策。途中で野生のイノシシとも遭遇するなど、今までのロケ地巡りの中でも、かなりハードな体験をさせて頂きました。



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↑少し曇り気味なのが残念でした。

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↑もちろん、アートの島としても楽しめます。


たわごと03
実は、密かな想いが…。
 「猫の島」「芸術の島」で昨今は何かとよくメディアでも取り上げられますが、実はワタシとしは、もう一つの「キーワード」がありました。実はあまり知られてはいないのですが、ワタシの大好きな作家・西村寿行氏の生まれ故郷なのです。そう大ヒットした「犬笛/原題:娘よ、 涯なき地に我を誘え」や「黄金の犬」「君よ憤怒の河を渉れ」等々、数多くの大ヒット作を生み出した、昭和のバイオレンス作家。そして、彼のお兄さんは、西村望氏。彼もまた「鬼畜」や「犬死にせしもの」等々を生み出した映画的作家なのです。



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映画的の原風景…?
 そんな彼らの足跡を島の小さな図書館で見つけることができました。この小さな瀬戸内の孤島で、彼かは何を思い、何に希望し、どのように過ごしたのだろう。そして作品だけで、実は何も知らない西村寿行。彼の初期の作品、「瀬戸内殺人海流」や「蒼き海の伝説」などを思いながらキラキラ光る瀬戸内の海を見つめていました。そう、そして、過去ではなく進行形なのは、かつて、高倉健・原田芳雄主演で映画化された「君よ憤怒の河を渉れ」が、何と「福山雅治さん」主演で、「追捕 MANHUNT」として、ジョン・ウー監督がリメイク。まだまだ、健在なのです、寿行ワールド!そう結局今回も、この瀬戸内の「蒼き孤島」を散策しながら、やはり映画のことを考えてました。(いつもの事でスミマセン)



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↑汗をかいた後の「島飯」は、サイコー!



逞しい、猫さんたちと美味しい魚に!
10点



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