2017.05.17 聲の形
カッパのみなソン
Selection vol.985



君に生きるのを手伝ってほしい
聲の形 2016年日本



聲01

 楽しいことが全ての小学6年生のガキ大将、石田将也。ある日、耳の聞こえない少女、西宮硝子が転校してくる。将也は硝子を無邪気にイジメるようになり、他のクラスメイトたちも追随し、硝子への悪質なイジメや嫌がらせが常態化する。やがて硝子は転校を余儀なくされる一方、将也はクラスメイトたちの裏切りに遭い、イジメ問題の責任を1人で背負わされ周囲から孤立することに。それから5年、すっかり心を閉ざしたまま高校生となっていた将也は、ある決意を胸に硝子のもとを訪ねるのだったが…。(後は映画を観てください)



聲02

 大今良時のベストセラーコミックスを「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん !」の京都アニメーションの制作で映画化した長編アニメーションです。小学校の時に聴覚障害を持つヒロインに酷いイジメをしてしまった主人公が、高校生になり、彼女を捜し出して謝ろうとしたことから止まっていた時間が再び動き始めるさまを描きます。監督は「けいおん !」「たまこラブストーリー」の山田尚子。



聲03


たわごと03
ボクは、どの子だったのだろう?
 豊作だった昨年のアニメ映画の一本、ご存知「君の名は。」「この世界の片隅に」、そしてこの「聲の形」…。いずれもアニメ、いや映画的評価の高い秀作です。ただ、この作品に関しては、恥ずかしながら全く白紙だったワタシ。なるほど、評判通りの秀作ですね、そしてある意味ショックです。…誰もが過ごした少年少女の頃、きっと「形」は、どうであれ体験した事のある少し痛い記憶。そんな記憶を逆なでされたこの感覚。きっと石田くんや、硝子ちゃん、永束くん、植野さん、佐原さん等々は、どこの学校(社会)にも居ましたよね?そんな遠い記憶をなぞりながら、ふと「ボクは誰だった」のだろう…、と少し不器用で真っ白すぎる登場人物と自分を重ね合わてしまいました。子供が居ないワタシには、正直今の子供達の世界は、よくわかりません?でも、この問題は多分、学校では教えてくれないし、先生の立ち位置では、きっと解決できないことだと思います。偉そうな言い方ですが、映画で学ぶのではなく、映画で何かを感じてくれたら幸いです。



聲05


※カッパの勝手な採点は…、
アニメだから、できる事? できた事!

七点半



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