カッパのみなソン
Selection vol.71

待ってられない、未来がある。
時をかける少女 2006年日本

時かけ01

 明るく元気な高校2年生、紺野真琴は、優等生の功介とちょっと不良な千昭と3人でいつもつるんで野球ばかりして楽しい毎日を送っていました。そんなある日の放課後、真琴は理科準備室で、突然現れた人影に驚いて転倒してしまいます…。その後、修復士をしている叔母・芳山和子のもとへ自転車で向かった真琴は、ブレーキの故障で踏切事故に遭ってしまいます。死んだと思った瞬間、真琴はその数秒手前で意識を取り戻す。その話を和子にすると彼女は意味ありげに、それは「タイムリープ」といって年頃の女の子にはよくあることだと、冗談とも本気ともつかない説明をするのでした…。(後は映画を観て下さい)


たをごと02
 これまでに何度も映像化されてきた筒井康隆の名作を初のアニメ映画化。あるきっかけで、過去に遡ってやり直せる“タイムリープ”という能力を身につけたヒロインの淡い恋の行方と心の成長を丁寧な筆致で綴る。監督は今を時めく「おおかみこどもの雨と雪」等の細田守。

時かけ03時をかける、
芳山和子三部作。

 大林監督名作、原田知世デビュー作1983年度版。仲里依紗が圧倒的な存在感を魅せる2010年版。そして、この細野「時かけ」。この三作は芳山和子三部作とも言えます。大林監督の「時をかける少女」をベースとして物語が成り立っています。特にこのアニメ版は、大林監督へのオマージュとも言えます。「時かけ」だけでなく大林作品のワンシーンを思わすカットが多々あります。もちろん大林ファン必見です。


語り継がれる芳山和子。

時かけ04
芳山和子(原田知世)の存在が素晴らしい !

ちょっと一言 !
 この映画で一番印象的なのは、ワタシ的には「青空」です。メインポスターにもある空、この青空がやたら印象的で主人公、紺野真琴の純粋さを表現しています。ちなみに原田知世の場合は、残酷なまでの「純白」でした…。


8点



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