いつかみた映画
【其の百四六】



強いぞガメラ、負けるなガメラ!
大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 
1967年日本


ギャオス01

 富士火山帯の活動が活発化し富士山が噴火した。その噴火に導かれてガメラが現れる。ガメラは溶岩を求めて火口の中に消えて行った。一方、富士山周辺では日本縦断高速道路の工事が行われようとしていたが金丸村長の指導で土地の値上げを企み売り渋りをする地元村民と道路公団との間で対立が続いていた。その頃、富士山噴火の調査団を乗せたヘリコプターが山中から発射された謎の光線によって墜落した。新聞記者とともに事故現場に行った金丸村長の孫・英一はコウモリのような翼を持った怪獣の出現に遭遇、新聞記者はその怪獣に食われてしまう。さらに英一を狙う翼の怪獣の前にガメラが登場、翼の怪獣はガメラに対して口から光線を発射、ガメラは深手を負うが、なんとか英一はガメラによって救い出された。ギャオーと鳴くことから翼の怪獣はギャオスと呼称されることになった…。(後は映画を観て下さい)



ギャオス02

怪獣映画史の残る名作。
 制作当時、東宝は「世界四大モンスター」のうち「フランケンシュタイン」「キングコング」の二大キャラクターを自社の特撮作品の題材として映画化していた。湯浅憲明ら大映のスタッフはこれに対抗して世界市場に通用する「世界モンスター第2位」の「吸血鬼ドラキュラ」を題材に選び、その怪獣翻案として「大怪獣空中戦 ガメラ対バンパイヤー」との企画を立てた。この吸血怪獣「バンパイヤー」が光を嫌う夜行性の吸血コウモリの怪獣「ギャオス」となり本作「大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス」として完成した。



ギャオス03


たわごと03
ガメラの原点が、そこにある !
 子供の頃、よく言い争ったものです。ゴジラ派とガメラ派の怪獣討論…。ワタシは勿論ゴジラ派でしたがぁ、この「大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス」は別物でした。確か近所の小さな弐番館で観たと思いますが、兎も角こわかった。まだガメラが絶対的な子供の味方という位置づけではなく、もちろん正義の味方でもない。大人でも十分に観賞できる怪獣映画として仕上がっています。そして二つの対照的なファルムも素晴らしい。敵対するギャオスは、ガメラと対照的な直線を基本とした、鋭角的なシルエット…。この時点で大映怪獣のコンセプトが明確に誕生する素晴らしいデザインです。もちろん後の「平成ガメラシリーズ」の基礎となって帰って来る事に…。



ギャオス04



※カッパの勝手な採点は…、
今でもギャオスのデザインは、斬新だ !

七点半




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