2016.06.20 母と暮せば
カッパのみなソン
Selection vol.837



もう息子には会えないと、思っていました。
母と暮せば 2015年 日本



母001

 1948年8月9日、長崎。一人で慎ましく暮らしている助産婦の伸子。夫と長男は戦死し次男の浩二も3年前の原爆で亡くなった。浩二の恋人だった町子はそんな伸子のことをずっと気にかけ、今でも足繁く通ってくれています。そんなある日、伸子の前に浩二が幽霊となってひょっこり姿を現わす…。以来、浩二はたびたび現われては伸子と思い出話に花を咲かせるように、笑いの絶えない楽しい2人の会話だったが最後は決まって町子の幸せへと話が及んでいく…。(後は映画を観て下さい)



母02

 日本映画界の巨匠・山田洋次監督が、吉永小百合と二宮和也を主演に迎えて贈るヒューマンファンタジー・ドラマです。戦後の広島を舞台にした父と娘の物語「父と暮せば」を手がけた井上ひさしが生前に構想していた長崎が舞台の物語というアイデアを山田監督が受け継ぎ、原爆で死んだ息子と生き残った母が織りなす切なくも感動的な絆と希望の物語を綴ります。共演は黒木華、浅野忠信、加藤健一。



母04


たわごと03
映画で世界を平和にする…!
 井上ひさし氏の名作「父と暮せば」は、故黒木和雄監督が映画化。その対をなす「母と暮せば」を彼は構想していた…。その遺志を山田洋次監督が引き継ぎ本作を映画化しました。「父と暮せば」同様、映画というより1本の良質な舞台を観ている気分になりました。山田監督らしくない、やや大げさすぎる演技…、それは、それで納得。時折見せる表情や間の置き方など二宮君と黒木華ちゃんの演技も全て計算済みの演出なんですね。そして何よりも山田監督の平和への祈りと戦争への怒りが、穏やかな映像とは裏腹に心に突き刺さります。



母03


※カッパの勝手な採点は…、
山田洋次監督ならではの作品 !

七点半





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