美味しい映画
 【其の十七】



ここは、時刻表のない駅。
起終点駅 ターミナル 
2015年 日本



ターミナル01

 かつて北海道の旭川で裁判官として働いていた鷲田完治。法廷で学生時代の恋人・結城冴子と思わぬ再会を果たし東京に妻子がいるにもかかわらず逢瀬を重ねるようになります。やがて悲劇が訪れ、完治は家族を捨て最果ての駅へと降り立つ。25年後、弁護士となっていた完治は釧路の街で国選弁護人の仕事だけを引き受け息を潜めるように暮らしていました。ある日彼は、覚醒剤所持で逮捕された椎名敦子という若い女性の弁護を担当し、やがて反省の見られなかった彼女の態度の裏には意外な秘密が隠されていること知る…。(後は映画を観て下さい)



ターミナル03

かれが、たどりついた「終着駅」
あすは、かれらを未来へ運ぶ「始発駅」
ここは、時刻表のない…、駅

 直木賞作家・桜木紫乃の同名短編を「陽はまた昇る」「愛を積むひと」の佐藤浩市主演で映画化した人生ドラマです。過去の悲劇を自らの罪として背負い続けて孤独に生きる男が、一人の若い女性との交流を通じて自らの人生と再び向き合っていくさまを描きます。共演は本田翼、中村獅童、尾野真千子。監督は「山桜」「小川の辺」の篠原哲雄。



ターミナル04


たわごと03
罪を背負って生きていく…。
 ワタシ的にお気に入りの「山桜」の篠原哲雄監督の最新作です。そして、今や日本映画を背負っている佐藤浩市とちょっと不似合いな本田翼が初共演。法で裁かれることのない罪を背負った男と、法で裁かれた女の再生の旅路を描いたヒューマンドラマです。不似合いと表現した本田翼さん、申し訳ございませんでした。予想以上の好演にビックリです。美味しそうにザンギ(唐揚げ)を食べる本田翼さん。そんな彼女を迷惑そうに見つめる、佐藤浩市の優しいまなざし…。それぞれの起終点駅を見事に、そして美味しそうに描いてます。



ターミナル05


ちょつと01
「ザンギ」という名前の由来…。
 さて、この映画で登場する「ザンギ」中国語で「鶏の唐揚げ」を意味する言葉「ザーギー(炸鶏)」さらに「運がつくように」という意味から「ウン(ン)」が入って「ザンギ」と命名されたとか…。他にも中国語の「炸子鶏(ジャーズージー)」が訛って「ザンギ」になったという説や、鶏肉を骨ごと切る(散切り)「ザンギ」と名付けられたという説まで、さまざまな説が飛び交っています。また北海道が「ザンギ」なのに対し愛媛県では「千斬切(せんざんき)」東予地方でも「ざんき」と地域によって呼び名はさまざまだそうです。



ターミナル02


※カッパの勝手な採点は…、
「いくら」も旨そうです !

カッパ採点7点





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