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2013.02.02 眉山 -びざん-
映画的旅情
【其の七】

阿波おどりの町「徳島」の宝物。
眉山 -びざん- 2007年日本

眉山01

 東京で旅行代理店に勤める咲子は、徳島で一人暮らしをしている母・龍子が入院したとの報せを受け、久しぶりに帰郷します。咲子はそこで母が末期ガンであることを知ります…。元々江戸っ子の龍子は入院してもなお、何でも自分で決めてしまう、そんな母に寂しさを感じながら看病を続けていた咲子は、医師の寺澤と出会い、少しずつ心を癒されていきます。そんな中、母からは死んだと聞かされていた父が今も生きていることを…(後は映画を観て下さい)

眉山02

 さだまさしの同名小説を「のぼうの城」「メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心監督が映画化した感動のヒューマンドラマです。ガンに冒されながらも気丈に振る舞う母と、そんな母の秘められた過去の恋を辿ってゆく娘の強い絆を描きます。出演は「犬神家の一族」の松嶋菜々子と「子ぎつねヘレン」の大沢たかお、そして10年ぶりの映画出演となる宮本信子。

眉山03

ラストシーンは、徳島県民の誇り。
 ワタシ的には、この映画のラストシーンが大好きです。松嶋菜々子の目線の演技。犬童監督らしい繊細な演出です。そして、この勇壮な踊りのシーン。このカットのために徳島市内にある南内町の新町川交通公園内に桟敷(演舞場)を設置し、阿波おどりの有名連と県民が全面協力しました。幾度もの総踊りと念密な打ち合わせ…。最高に幸福で有意義な時間を映画製作者と出演者、そしてエキストラの徳島人が共有する事が出来た夢のようなひと夏でした。


たをごと02
 この「映画的日記」を書き出して、初のプレッシャーです。この映画は、ワタシの住む町の映画であり、その製作等にも否応無しにも携わりました。本来なら最初に書かなければならなかったのですが…。ワタシなりにかなりの重荷でもありました。ギコチナイ内容ですがお許しください。


眉山04さださんからの贈物。 
 ワタシの住む徳島市のほぼ中心に標高約290mの大きな山があります。眉の山と書き「眉山 びざん」と読みます。徳島のシンボルであり母なる山です。しかし、何ぶんにも徳島市内のど真ん中にあるためシンボルとは言え、正直迷惑な存在でもあります。徳島県民にとっては、近すぎて遠い存在でした…。しかし、さだまさしさんの一冊の小説「眉山」で一躍脚光を浴び、ワタシ達が見失っていた「徳島」を改めて見る事が出来ました。


ちょっと一言 !
 折角ですから、ワタシの住む徳島のPRを少しだけさせて下さい。徳島県は人口80万人弱の小さな県です。徳島と言うよりも他県の方には「阿波おどり」の方が有名だと思います。

カッパの私的「徳島物語」
ぞめき
 世界的にも有名な徳島市の「阿波おどり」は、毎年8月12日から15日の4日間開催されます。期間中には全国から多くの方が来県され、日頃は観光と無縁の徳島市内もこの期間だけは人で溢れます。しかし昨今は、よりイベント化され、徳島(阿波)の文化や風情とは遠のき、4日間の観光イベントとして開催されている事がワタシ的には少し悲しいです。

ぞめき01

祭りの準備。
 映画ファンの方なら何処かで見たタイトルですが…。ワタシ的には、この時期の徳島の街が大好きです。ゴールデンウィークも終わり、ジメジメとした梅雨がはじまる頃…、徳島の街の至る所で笛や三味線の音が鳴りだします。二拍子のリズムと踊る人影。そう、街中が「ぞめき」出します。阿波おどり連の厳しい練習が始まるのです。本当の「阿波おどり」は、既に始まってます。

夜景01

カッパのオススメです。
 特にお勧めは、徳島市内の中心を流れる新町川界隈。その新町川には、徳島発祥のLEDで各橋が、それぞれのテーマでメイクアップされています。幻想的で美しい景色を堪能し、新町川沿いの藍場浜公園で有名連の踊りの「練習」を見学。練習とはいえ阿波っ子の熱いココロに触れる事が出来ます。そして、8月の阿波おどり本番を体感して下されば完璧です。

追 伸
 徳島のソウルフートを少しご紹介します。徳島と言えば「徳島ラーメン」が全国区になりましたが、少し変わった「お好み焼き」を紹介します。
意外と徳島は、粉モノ大好き県です。大阪、広島に次いでの粉モノ大好き県らしいです。その「徳島焼き」に不思議な具材を入れるお好みがあります。その名も「徳島豆天焼き」。名前の通り徳島オリジナルの「揚げ天ぷら」と「金時豆」が入っています。甘いと辛いが同居したあまからお好みです。ぜひご賞味下さい!!

まめ焼き

ワタシが言うのも変ですが、不思議なお好み焼きです。
しかし意外と旨い…。只今売り出し中です!!


□ 徳島商工会議所 青年部が頑張っています! 
ホームページをみて下さい。徳島豆天玉



肝心の映画は…
カッパ採点7点

 
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