ドラマのツボ
 part.72



その心中は、自殺か他殺か…?
地方紙を買う女  作家・杉本隆治の推理
2016年テレビ朝日



地方紙01

 小説家の杉本は、地方紙・金沢日日新聞の連載が決まり東京から金沢へ移住。自らの作家生命を賭け連載小説「遠い記憶」の執筆に専念していました。作品の評判は上々、同紙文化部長の服部から連載の延長を依頼されます。そんな折り、東京に住む芳子という女性から「“遠い記憶”を読みたいので購読したい」という手紙が新聞社に舞い込んだことを聞かされます。芳子はどこで自分の小説を読んだのか、そしてなぜ途中から読みたいというのか? 杉本はささやかな疑問を抱きますが、アシスタントのふじこは、手紙は服部の捏造ではないか…。(後はドラマを観て下さい)



地方紙02

松本清張、不朽の名作を小説家を主人公とする
新たな解釈で映像化!

 松本清張が1957年に発表、過去に映像化もされてきた短編小説の名作「地方紙を買う女」を、ドラマ「点と線」「砂の器」「疑惑」などの清張作品でおなじみの脚本家・竹山洋が新たな視点で描きます。田村正和を主演に迎え、田村とのコンビで数々の清張作品を手がけてきた藤田明二の演出でおくる「松本清張ドラマスペシャル」第1話。原作では自らが関わった事件の捜査状況を知るため「連載小説が面白いから」と理由をつけ、東京から地方紙の購読を依頼する女性の目論見が、小説の原作者によって破綻するまでが描かれていますが、今作ではその流れを現代の金沢を中心とした石川県を舞台に小説家の視点で描写されてます。小説家の女性アシスタントなど独自のキャラクターも登場させ、小説家という立場で女を追い詰めていく男、心ならずも犯罪に関わってしまった女、それぞれの心理を味わい深く描いていきます。



たわごと03
新世紀、地方紙を買う女…。
 この「地方紙を買う女」は、松本清張の代表作「砂の器」とは一線を引く名作。どちらかと言えば「砂の器」は、超大作で、この「地方紙」はテレビ向きの秀作。原作はもちろん、もう何度も2時間ドラマで観てきただろう。そして今回のこの企画は、少し視線を変えてのリメイク。さすがに、この小説の根本でもある「地方紙」…。携帯、スマホ、PC、北陸新幹線、等々。当時の時代背景とは全く異なる生活環境の中、いかにして「心の襞」を描くのかと心配してましたが、なるほど、なるほど、こう来ましたか。これは田村vs広末。初老の小説家と魅力的な人妻の恋の駆け引きを魅せて頂きました!!


地方紙04



※カッパの勝手な採点は…、
地方が近くなりすぎた…??

六半




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