2016.02.18 きみはいい子
カッパのみなソン
Selection vol.795


子どもだって、おとなだって…
きみはいい子 2014年日本



いい子01

 桜ヶ丘小学校4年2組の新任教師、岡野。まじめだが優柔不断で生徒とうまく信頼関係を築けないばかりか、モンスターペアレントにも悩まされる日々でした。夫が海外に単身赴任中の雅美は、3歳の娘・あやねとふたり暮らし。ママ友とはソツなく付き合い良いママを演じていましたが、自宅であやねとふたりきになると、つい手を上げてしまう…。独居老人のあきこは、スーパーでお金を払わず、店を出てきたところを店員の櫻井に呼び止められ認知症への恐怖に襲われていく…。それぞれに悩みや不安を抱えたとある町の住人たち…。(後は映画を観て下さい)



いい子

 わがままな児童と父兄に振り回される新米教師や自分の娘に手を上げてしまう母親など様々な悩みや問題を抱えた人々の再生と希望を描いた中脇初枝の同名連作短編集を「オカンの嫁入り」「そこのみにて光輝く」の呉美保監督が映画化した群像ドラマです。出演は高良健吾、尾野真千子、池脇千鶴、高橋和也、喜多道枝、富田靖子。



たわごと03
やがて人と人とのつながりが生まれたとき、
ささやかな希望が芽生え始める…。

 児童虐待、育児放棄、認知症と自閉症、独居老人と母子家庭、学級崩壊、モンスターペアレンツ…。良くもまあ、これ程までに社会問題を盛り込んだものです。前半はかなり生々しく、いゃ〜な現実を見せられます。そして高良君が、自らの体験を元に、出した宿題が「家族を抱きしめる…」こと。そして、その宿題を子供たちから聞き取る教室のシーン…。素晴らしい!! リアルを超えた現実の子供たちとの会話。この映画、このシーンを是非とも教育者の皆様に観て欲しいものです。大人だって、子供だって、みんな寂しいのです。



いい子02




※カッパの勝手な採点は…、
「抱きしめる」は、新鮮ですね !

七点半




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