2013.01.30
タワーリング・インフェルノ

【其の二一】
脱出できるか、救出なるか、今世紀最大のスペクタクルアドベンチャー。
タワーリング・インフェルノ 1974年アメリカ

サンフランシスコの空にそびえ立つ138階建ての世界一高い超高層ビル「グラス・タワー」が落成の日を迎えました。設計者のダグ・ロバーツとオーナーのジム・ダンカンは屋上に立って眼下にひろがる市の光景を見下ろしていました…。そんなロバーツは疲れていて、一刻も早くコンクリートの大都会からのがれ出て、大自然のふところに飛び込みたかった…。工事主任のギディングスと打合わせをすませたロバーツは婚約者のスーザン・フランクリンと久しぶりに二人だけの時間をもちます。惨事は、そのときすでに始まっていた。ビルの地下室にある発電機が故障したため主任技師のキャラハンが予備の発電機を始動させたとたんショートし、81階にある物置室の配線盤のヒューズが火を発し、燃えながら床に落ちた絶縁体の破片が発動機のマットをくすぶらせ始めたのです…(後は映画を観て下さい)


当時としては、破格の当時の製作費42億 !
20世紀フォックスとワーナー・ブラザースが別個に企画していたビル火災の映画を合作です。オールスター・キャストで映像化した超豪華なパニック超大作です。迫力ある火災シーンは無論、個々の登場人物もしっかりと描かれ、長尺にもかかわらず見応えある商業映画としての名作です。
何と言ってもこの二人 !
ポール・ニューマンとスチーブ・マックィーン。当時大人気の二大俳優が競演。当時の映画ファンたちは、きっと驚愕したことでしょう? 出番の多さからして、どちらかと言えばポール・ニューマンが主役かなぁ…、しかし後半スチーブ・マックィーンが登場し、圧倒的な存在感を魅せます。これが役者の戦いであり、見ている方がゾクゾクします。

ちょっと一言 !
ワタシがこの映画を観たのは、確か中学校1年生のときです。東映の漫画祭りや東宝のゴジラからそろそろ卒業し、洋画の面白さを知った頃でした。そして、この超大作…。ビックリしました、映画って凄い…、そして、アメリカ映画の強さを痛感しました。ある意味、アメリカ映画にハマった記念すべき作品です。

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つかりこ
私にとっての最初の “びっくりアメリカ映画” は、
「ポセイドン・アドベンチャー」でした。
どっちも、パニック映画ですね。
きっと、カッパさんと私、すごく近い歳ですねー。
「ポセイドン・アドベンチャー」でした。
どっちも、パニック映画ですね。
きっと、カッパさんと私、すごく近い歳ですねー。
2013/06/05 Wed 19:22 URL [ Edit ]
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