カッパのみなソン
Selection vol.778


その決断に、すべての希望は託された…。
日本のいちばん長い日 
2015年日本



日本01

 1945年4月。戦況が悪化の一途を辿る中、次期首相に任命された77歳の鈴木貫太郎は組閣の肝となる陸軍大臣に阿南惟幾を指名します。2人はかつて侍従長、侍従武官として共に昭和天皇に仕えた関係でもあありました。その後、連合国によるポツダム宣言の発表に続いて、広島・長崎へ原爆が投下される…。それでもなお、陸軍の若手将校たちは本土決戦を訴え、阿南に戦争継続を強く迫る。阿南はそんな将校たちの暴発を押さえようと対応に苦慮する一方、戦争の終結か継続か議論がまとまらない御前会議では鈴木首相が天皇に聖断を仰ぐのでした…。(後は映画を観て下さい)



日本03

 敗戦を受け入れポツダム宣言の受諾が決定した1945年8月14日の御前会議から翌15日の玉音放送までの戦争終結に至る激動の24時間をドキュメントした半藤一利の同名ノンフィクションを役所広司、本木雅弘、山崎努ら豪華キャストで映画化。監督は「クライマーズ・ハイ」「駆込み女と駆出し男」の原田眞人。


たわごと03
降伏か、本土決戦か…。
 この前観た「駆込み女と駆出し男」にしても、この作品においても原田眞人監督の描写は繊細かつ大胆です。日本監督では珍しく、ワンシーン・ワンカットが美しい。そして彼の真骨頂とも言えるドキュメント的手法において、この映画こそが、彼本来のカタチだと言えよう。もちろんの事ながら娯楽的要素はなく、楽しむというより時代を共有した感覚、今だからこそ観なければならない、そして伝えなければならない「事件」なのだと痛感しました。それにしても1作ごとに深みを増す原田眞人監督に敬意を払いたい!!


日本02


※カッパの勝手な採点は…、
魂の演技を魅せてくれました…。

七点半



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